その血圧、本当に「塩」だけが原因ですか?
「血圧が高いですね」と言われたとき、多くの方がまず思い浮かべるのは「塩分のとりすぎ」ではないでしょうか? もちろん塩分も大切な要素です。ですが、分子栄養学の視点で見ると、高血圧の背景にはもっと大きな問題が隠れていることがあります。それが「糖質のとりすぎ」と「インスリンの過剰分泌」です。
糖質とインスリンが血圧を上げる理由
私たちがごはんやパン、甘いものを食べると血糖値が上がります。すると体は血糖値を下げるために「インスリン」というホルモンを分泌します。 問題は、糖質をとりすぎる生活が続くと、このインスリンが慢性的に高い状態になることです。 インスリンには血糖を下げる働きだけでなく、「腎臓で塩分を再吸収させる作用」があります。つまり、インスリンが多い状態では体内にナトリウムと水分が溜まりやすくなり、血液量が増え、血圧が上がりやすくなるのです。 「塩を減らしているのに血圧が下がらない」という方は、実は糖質が影響している可能性があります。
AGEsと血管の老化
さらに糖質のとりすぎは、「AGEs(終末糖化産物)」という老化物質を増やします。 血糖が高い状態が続くと、体内のたんぱく質が糖と結びつき、ベタベタとした物質に変わります。これがAGEsです。 AGEsが血管に蓄積すると、血管はしなやかさを失い、硬くなります。血管が硬くなると圧力に耐えられず、血圧はさらに上昇します。
酸化ストレスも見逃せない
高血糖とインスリン過多は、体内で「酸化ストレス」も増やします。 酸化とは、簡単に言えば体のサビです。血管の内側が傷つくと、炎症が起き、血管はさらに硬くなります。 糖質過多 → インスリン過多 → 糖化(AGEs)と酸化 この流れが、高血圧の土台を作っているのです。
まとめ
高血圧は「塩分だけの問題」ではありません。 糖質、インスリン、糖化、酸化。これらが複雑に絡み合って血圧を押し上げています。 まずは「何を減らすか」を考える前に、「血糖を安定させること」から始めてみませんか?
次回予告
次回は「インスリン抵抗性」と高血圧の深い関係について、さらに分かりやすく解説します。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは食事から血圧の改善について考えます。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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