第5回:脂質は悪者ではない!──ホルモンと細胞を支える大切な栄養素
はじめに:「脂=太る」と思っていませんか?
長い間、「脂質はダイエットの敵」と言われてきました。しかし、分子栄養学の視点では、脂質は“生命活動の要”です。実は、脂質が不足すると、ホルモンバランスや免疫力、さらには心の安定にも影響を及ぼします。
脂質の本当の役割
脂質は細胞膜の主要な構成成分です。私たちの体をつくる約60兆個の細胞は、すべて脂の膜に包まれています。この膜が柔軟でしなやかであることが、栄養や情報をスムーズにやり取りする鍵。さらに脂質は、女性ホルモンやストレスホルモンなどの原料でもあり、不足すると月経不順やイライラ、慢性的な疲れにつながります。
「良い脂」と「悪い脂」の違い
重要なのは、脂を「抜く」ことではなく、「選ぶ」ことです。魚やナッツ、アボカドに含まれるオメガ3脂肪酸やオリーブオイルのオレイン酸は、炎症を抑え、細胞を若々しく保ちます。一方、トランス脂肪酸や酸化した油は、細胞膜を硬くし、老化やホルモン異常を引き起こします。揚げ物やスナック菓子を減らすだけでも、体の調子は大きく変わります。
脂質がエネルギーを生み出す!
脂質は、体の“安定した燃料”でもあります。糖質と違い、脂質は血糖の上下に左右されず、持続的にエネルギーを供給できます。ケトジェニック的な代謝では、脂質が「ケトン体」として使われ、脳や筋肉のエネルギー源になるのです。この仕組みを活かすと、集中力や持久力が上がり、“ブレない体”が手に入ります。
次回予告
次回は「ビタミンとミネラルのチームプレー」について。単独では働けないこれらの栄養素が、どのように協力し合って体を支えているのかを見ていきましょう。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは良い脂の積極的な摂取をお勧めしています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
NEW
-
08.Sep.2026
-
ガンについて【第1回...【第1回】がんは「ある日突然」できるもの? 9月は「がん征...07.Sep.2026
-
それでもやっぱりケト...【第7回】「一生糖質20g以下」ではない。私が勧めるケトの...06.Sep.2026
-
それでもやっぱりケト...【第6回】 ケトジェニックで失敗する人の5つの共通点 「糖...05.Sep.2026
-
それでもやっぱりケト...【第5回】 ケトは「肉とバターだけ」ではない! ...04.Sep.2026
-
それでもやっぱりケト...「糖を燃やす」から「脂肪を使う」身体へ私たちの身体は糖質...03.Sep.2026
-
それでもやっぱりケト...【第3回】 「お腹が空くから続かない」を変えるケトの可...02.Sep.2026
-
それでもやっぱりケト...同じ1,500kcalでも違う? 血糖値とインスリンから考えるカ...01.Sep.2026