キレやすい子供のはなし　第1回 | パーソナルジムは青森県、八戸市で施設での出来事や取り組みなども共有 | ブログ

第1回：なぜうちの子はすぐ怒るの？ ― 心と栄養の深いつながり

感情のコントロールには「脳の栄養」が関係しています

「どうしてうちの子は、こんなにすぐキレるの？」と感じたことはありませんか。実は、感情の起伏には性格や育て方だけでなく、「脳の栄養状態」も深く関わっています。脳は1日にたった2％の重さしかありませんが、体のエネルギーの約20％を使うほど栄養を必要とする臓器なのです。

不足しがちな栄養素がイライラを招く

特に、鉄・亜鉛・マグネシウム・ビタミンB群などは「神経伝達物質」を作るために欠かせません。これらが不足すると、ドーパミンやセロトニンなど“心を落ち着かせる物質”がうまく作れず、怒りっぽくなったり集中力が続かなくなったりします。 また、糖質中心の食事で血糖値が乱高下すると、イライラや攻撃的な行動が増えることもあります。

食事を見直すことから始めよう

朝食に菓子パンやジュース、昼にうどん、夜に白米中心のメニュー――そんな食事が続くと、脳に必要な栄養が足りず、エネルギーが不安定になります。たんぱく質と脂質をしっかり摂ることで、神経やホルモンのバランスを整えることができるのです。

次回予告

第2回では、「鉄不足とキレやすさの関係」について、母親が気づきにくいサインを中心に解説します。

八戸市のパーソナルジム、クアルトでは心に届く栄養についてもアドバイスいたします。