米国保健福祉省の食事ガイドラインの大幅な見直しをうけて 【第3回】 私たちの体は、本来「何」をエネルギーにしているのでしょうか?

query_builder 2026/01/14
米国保健福祉省の食事ガイドラインの大幅な見直しをうけて 【第3回】 私たちの体は、本来「何」をエネルギーにしているのでしょうか?

【第3回】 私たちの体は、本来「何」をエネルギーにしているのでしょうか?


エネルギー=カロリー、では説明できないこと


「エネルギー源といえば糖質」 「脳にはブドウ糖が必要」 こうした言葉を、私たちは長年当たり前のように聞いてきました。 確かに糖質は、すぐに使えるエネルギー源です。 しかし分子栄養学の視点で見ると、 “使いやすい”ことと“体に負担が少ない”ことは別だと分かります。 重要なのは、 どの栄養素を使うとき、 体の中でどんな反応が起きているのか、という点です。


糖質エネルギーは「短距離走型」


糖質を摂ると血糖値が上がり、 それを下げるためにインスリンが分泌されます。 この仕組み自体は正常ですが、 問題はそれが一日に何度も繰り返されることです。 血糖値の急上昇と急降下 インスリンの過剰分泌 余った糖が脂肪として蓄えられる 糖化や酸化が進む これは、例えるなら 常に全力疾走を繰り返している状態です。 短期的には動けても、 長く続ければ、疲弊してしまうのは自然なことです。


脂質エネルギーは「長距離走型」


一方、脂質を主なエネルギー源とした場合、 体はまったく違う反応を示します。 血糖値が大きく上がらない インスリン分泌が安定する ミトコンドリアがじっくり働く エネルギー供給が持続する これは、 一定のペースで走り続けられる状態に近いと言えます。 ケトジェニックダイエットが重視するのは、 この「脂質を燃やす代謝」です。 決して極端な方法ではなく、 人間が本来持っているエネルギーシステムを きちんと使っているだけなのです。


「脳には糖が必要」という誤解


よく聞く反論に 「脳は糖質しか使えない」というものがあります。 しかし分子栄養学的には、 脳はケトン体も主要なエネルギー源として使えることが分かっています。 むしろ、 血糖値が乱高下している状態よりも、 ケトン体が安定供給されている方が 集中力や思考の安定を感じる人も少なくありません。 今回の栄養ガイドラインが 「糖質一辺倒」から距離を取り始めたことは、 こうした体の仕組みと矛盾しない方向への一歩だと言えるでしょう。


エネルギーの選択は「体へのメッセージ」


糖質中心の食事は、 体に「今すぐ使え、ため込め」というメッセージを送ります。 脂質中心の食事は、 体に「落ち着いて、効率よく使え」というメッセージを送ります。 どちらが今の自分の体に合っているのか。 それを考えることこそが、 ガイドラインに振り回されない第一歩です。


次回は、 糖質中心の食事が、なぜインスリンと代謝の乱れを引き起こしやすいのかを、 もう一段深く掘り下げていきましょう。


八戸市のパーソナルジム、クアルトではカロリーを気にしない食事方法をお勧めしております。


----------------------------------------------------------------------

CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG