ピロリ菌のはなし【第2回】「ピロリ菌は胃だけの話?」──口の中から始まる意外な関係

query_builder 2026/01/27
ピロリ菌のはなし【第2回】「ピロリ菌は胃だけの話?」──口の中から始まる意外な関係

【第2回】「ピロリ菌は胃だけの話?」──口の中から始まる意外な関係


「ピロリ菌は胃の中だけにいる菌」だと思っていませんか?


実は近年、ピロリ菌は胃だけでなく、口腔内にも存在する可能性があることが分かってきました。今回は、分子栄養学の視点から「口の中とピロリ菌」の関係を見ていきましょう。


ピロリ菌は口から入る?


ピロリ菌の主な感染経路は、幼少期の口を介した感染だと考えられています。 唾液や食器の共有などを通じて体内に入り、最終的に胃へ到達します。その途中で、歯垢(プラーク)や舌苔に一時的、あるいは定着する可能性が指摘されています。 つまり、口腔内環境はピロリ菌にとって「通過点」であり、場合によっては「住処」にもなり得るのです。


虫歯菌・歯周病菌との共通点


ここで重要なのが、虫歯菌や歯周病菌との関係です。 これらの菌は、糖質をエサに増殖し、酸や炎症物質を生み出します。口の中が ・糖質過多 ・唾液分泌が少ない ・ミネラル不足 といった状態になると、悪玉菌が優位な環境が作られます。 このような環境では、ピロリ菌も排除されにくくなり、再感染や再定着のリスクが高まると考えられています。


歯周病は「全身の炎症の入口」


歯周病は単なる口の中の問題ではありません。 歯ぐきの炎症は血管を通じて全身に影響を与え、慢性炎症体質を作ります。この状態は、胃粘膜の回復力を低下させ、ピロリ菌によるダメージを受けやすくします。 分子栄養学では、 「胃を守りたいなら、まず口の中から整える」 という考え方がとても重要になります。


除菌しても再発する人の共通点


除菌治療後に再び陽性になる人の中には、口腔ケアが不十分なケースも少なくありません。 歯周病や虫歯を放置したままでは、体全体の菌バランスは整わず、胃だけを切り離して考えることはできないのです。


次回予告


次回は、「なぜ東北のピロリ菌は毒性が強いのか?」をテーマに、 塩分の多い食事がピロリ菌と胃粘膜に与える影響を、分子栄養学的に詳しく解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは口腔内のことも意識した栄養の知識をお伝えしております。


----------------------------------------------------------------------

CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG