【第3回】カルシウムだけでは骨は強くならない!
骨はカルシウムだけでできている?
「骨を強くするには牛乳を飲めばいい」
そう思っていませんか?
確かにカルシウムは骨に欠かせない栄養素です。しかし、カルシウムだけを十分に摂っていても、丈夫な骨がつくられるわけではありません。
実は、骨の健康を維持するためには、タンパク質も重要な役割を果たしています。
今回は、意外と知られていない骨とタンパク質の関係について解説します。
骨の土台はコラーゲン!
骨はカルシウムなどのミネラルと、コラーゲンを中心としたタンパク質で構成されています。
イメージしてみてください。
鉄筋コンクリートの建物では、鉄筋が内部の骨組みとなり、コンクリートが強度を支えています。
骨もこれに似ています。
コラーゲンがしなやかな土台をつくり、そこにカルシウムやリンなどが沈着することで、硬さと強さが生まれます。
つまり、骨には硬さだけでなく、しなやかさも必要なのです。
タンパク質不足が骨を弱くする?
タンパク質は筋肉をつくる栄養素として知られていますが、骨の形成にも欠かせません。
不足すると、骨の土台となるコラーゲンの合成に必要な材料が不足するだけでなく、筋肉量の低下にもつながります。
筋力が落ちれば転倒しやすくなり、骨折の危険性も高まります。
特に高齢者では、骨と筋肉の両方を守ることが重要です。
ただし、タンパク質を大量に摂れば骨が強くなるわけではありません。必要量を満たし、ほかの栄養素もバランスよく摂ることが大切です。
骨を守る食事とは?
骨の健康を考えるなら、肉、魚、卵、大豆製品などのタンパク質源を毎日の食事に取り入れましょう。
さらに、小魚や乳製品、カルシウムを多く含む青菜などを組み合わせることで、骨づくりに必要な栄養素を補いやすくなります。
極端な食事制限によって栄養が不足しないよう注意することも必要です。
骨を強くする食事とは、カルシウムだけを増やすことではなく、骨の材料を総合的に満たす食事なのです。
次回は「ビタミンD・K・マグネシウムが骨の健康を左右する!」をテーマに、骨づくりを支える微量栄養素について解説します。
八戸市のパーソナルジム、クアルトではトータルバランスを大切に考えています。
参考資料:米国国立衛生研究所(NIH)「What Is Bone?」「Osteoporosis: Diagnosis, Treatment, and Steps to Take」、国際骨粗鬆症財団(IOF)等によるタンパク質と骨の健康に関する研究。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
NEW
-
21.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第2回】骨は毎日生まれ変わっている!骨を壊す細胞とつく...20.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第1回】骨粗鬆症は高齢者だけの問題ではない! あなた...19.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【最終回】国スポを見て終わりにしない!今日から始める、一...18.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【第6回】集中力とメンタルも食事で変わる?脳を支える栄養...17.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【第5回】疲労が抜けないのは年齢のせい?回復力を高める栄...16.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【第4回】筋肉は何歳からでも鍛えられる?筋肉を育てる栄養...15.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【第3回】糖質と脂質、どちらが優れたエネルギー源?ミトコ...14.Oct.2026