高血圧のはなし【第5回】 塩分は本当に悪者?ナトリウムとインスリンの関係

query_builder 2026/03/06
高血圧のはなし【第5回】 塩分は本当に悪者?ナトリウムとインスリンの関係

塩分は本当に悪者?ナトリウムとインスリンの関係


「血圧が高いなら、まず減塩。」 これは広く知られているアドバイスです。ですが本当に、塩分だけが悪者なのでしょうか? もちろん塩分のとりすぎは注意が必要です。しかし分子栄養学の視点では、“塩をため込む体の状態”こそが問題になることがあります。 その中心にあるのが、インスリンです。


インスリンはナトリウムをため込む


インスリンには血糖を下げる働きがありますが、もう一つ大切な作用があります。 それは、腎臓でナトリウム(塩分)を再吸収させる働きです。 糖質を多くとる生活が続き、インスリンが慢性的に高い状態になると、体はナトリウムと水分を保持しやすくなります。 すると血液量が増え、血圧が上がります。 つまり、「塩をとったから高血圧」なのではなく、「インスリンが高い体質だから塩をため込む」という視点も必要なのです。


糖質制限で血圧が下がる理由


糖質を控えると、インスリン分泌は落ち着きます。 すると腎臓でのナトリウム再吸収が減り、余分な水分が体外へ排出されやすくなります。 その結果、血圧が下がるケースは少なくありません。 実際に、糖質を減らしただけで血圧が改善する方もいます。 ただし注意したいのは、急激に糖質を減らすとナトリウムも一気に排出され、だるさや頭痛を感じることがある点です。体の変化を理解しながら進めることが大切です。


塩よりも先に見直すもの


減塩だけに集中しても、インスリンが高いままでは根本解決にならない場合があります。 甘い飲み物、間食、白い主食中心の食事。 まずは血糖を安定させる食事へ。 血圧対策は「塩を減らす」よりも、「糖質とインスリンを整える」ことから始まるのかもしれません。


次回予告


次回は、高血圧を防ぐために大切な「血管の柔軟性」と、栄養素の役割について解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトではインスリンをコントロールする食事をご指導いたします。


----------------------------------------------------------------------

CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG