【第3回】歩くだけで十分?筋トレが必要な理由
「健康のために毎日歩いています」
これは、とても良い習慣です。ウォーキングは手軽に始められ、運動不足の解消や心肺機能の維持にも役立ちます。
では、毎日歩いていれば筋トレは必要ないのでしょうか?
実は、ウォーキングと筋トレでは体に与える刺激が少し違います。健康な体を長く維持するためには、「歩くこと」に加えて筋肉にしっかり負荷をかけることも大切なのです。
ウォーキングと筋トレは役割が違う
ウォーキングは代表的な有酸素運動です。
一定時間歩くことで心拍数が上がり、心肺機能の維持やエネルギー消費などが期待できます。また、運動習慣のない方にとっては「まず体を動かす」という意味でも非常に優れています。
一方、筋トレの目的は筋肉に普段より強い負荷をかけることです。
筋肉は負荷を受けることで、「この力が必要なんだ」と適応していきます。
つまり、ウォーキングは動き続ける能力、筋トレは力を発揮する能力を維持するための運動と考えると分かりやすいでしょう。
日常生活には「筋力」が必要
私たちは生活の中で、意外と筋力を使っています。
椅子から立ち上がる、階段を上る、重い荷物を持つ、床から立ち上がる。こうした動作には、特に太ももやお尻の筋力が必要です。
筋力が低下すると、これまで何気なくできていた動作が少しずつ大変になってきます。
「階段よりエレベーター」「床に座ると立つのが大変だから椅子へ」と活動量が減れば、さらに筋肉を使わなくなるという悪循環にもつながります。
筋肉は血糖コントロールにも関係する
筋肉は、体を動かすだけの組織ではありません。
食事から取り込んだ糖は血液中を流れ、筋肉などの細胞でエネルギーとして利用されます。
そして運動すると、筋肉で糖が利用されやすくなります。また、筋トレを継続して筋肉を維持することは、血糖を適切に管理するうえでも重要です。
「筋肉を鍛える」というと見た目のためと思われがちですが、実は健康を支える大切な役割も持っているのです。
特別な器具がなくても始められる
筋トレというと、ジムで重いバーベルを持ち上げる姿を想像するかもしれません。
しかし、最初からそこまでする必要はありません。
例えば、椅子からゆっくり立って座る。壁に手をついて腕立て伏せをする。かかとを上げ下げする。
こうした自分の体重を利用した運動でも、体力に合わせれば立派な筋トレになります。
大切なのは、今の自分に合った負荷から始め、少しずつ体に刺激を与えていくことです。
ウォーキングか筋トレか、どちらか一つを選ぶ必要はありません。
「歩く+筋肉を鍛える」
この組み合わせが、いつまでも自分の足で動ける体をつくる大きな味方になります。
運動の秋。「歩いているから大丈夫」で終わらず、少しだけ筋トレもプラスしてみませんか?
次回は、「運動しているのに疲れやすい人は“栄養不足”かも」をテーマに、運動するためのエネルギーと栄養についてお話しします。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは日常動作にも役立つトレーニング指導をしております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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