【第2回】年齢とともに筋肉はなぜ落ちる?
「昔より脚が細くなった」「階段がつらくなった」「何もないところでつまずくようになった」
こんな変化を「歳だから仕方ない」と思っていませんか?
確かに、筋肉は年齢とともに減少しやすくなります。しかし、原因は年齢だけではありません。運動不足や食事、特にタンパク質などの栄養不足が重なることで、筋肉の低下はさらに進みやすくなります。
筋肉は「使わなければ減る」
私たちの体は、とても合理的にできています。
日常的に使われる筋肉は「必要なもの」として維持されますが、使われない筋肉をいつまでも維持する必要はありません。
車で移動する、エレベーターを使う、休日は家で座って過ごす。便利な生活は快適な一方で、筋肉に刺激を与える機会を減らします。
特に太ももやお尻などの下半身の筋肉が衰えると、「歩く」「立ち上がる」「階段を上る」といった日常動作にも影響してきます。
「サルコペニア」を知っていますか?
加齢などに伴って筋肉量や筋力、身体機能が低下した状態を「サルコペニア」と呼びます。
筋肉が減る問題は、見た目だけではありません。
歩く速度が遅くなる、疲れやすくなる、転倒しやすくなるなど、生活の質にも大きく関係します。
だからこそ、「まだ普通に歩けるから大丈夫」という段階から筋肉を守ることが重要なのです。
筋肉は何から作られる?
筋肉を維持するためには、運動だけでなく材料も必要です。
その代表がタンパク質です。
肉、魚、卵、大豆製品などから摂ったタンパク質は、消化されてアミノ酸となり、筋肉をはじめとした体の材料として利用されます。
しかし、「朝はパンとコーヒーだけ」「昼は麺類だけ」という食事が続けば、タンパク質が不足しやすくなります。
特に高齢になると食事量そのものが減りやすいため、「食べているつもりでも必要な栄養が足りていない」ということもあります。
運動と栄養はセットで考える
筋肉を維持するためには、筋肉に「必要ですよ」という刺激を与えること。そして、その筋肉をつくる材料を食事から届けること。
つまり、筋トレ+栄養の両方が大切です。
スクワットや椅子からの立ち座りなど、下半身を使う簡単な運動でも、今まで運動習慣がなかった人には立派な刺激になります。
そこに肉や魚、卵などのタンパク質を含む食事を組み合わせていきましょう。
年齢を重ねることは止められません。しかし、筋肉を使う習慣と食事を見直すことは、今日からでも始められます。
「もう歳だから」ではなく、これから先も自分の足で歩き続けるために筋肉を貯めておく。
そんな気持ちで、この秋から筋肉づくりを始めてみませんか?
次回は、「歩くだけで十分?筋トレが必要な理由」についてお話しします。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは年齢に負けないコンディショニングをご提供しております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
NEW
-
06.Oct.2026
-
運動の秋!体力をつく...【第1回】まず知ってほしい「体力」の正体 「最近、体力が...05.Oct.2026
-
食事で守る、未来の脳...【最終回】今日から始める「脳を守る食生活」―糖質制限をどう...04.Oct.2026
-
食事で守る、未来の脳...【第6回】脳を働かせるのは糖質だけじゃない―タンパク質・脂...03.Oct.2026
-
食事で守る、未来の脳...【第5回】 脳の老化を加速させる?「酸化」と「糖化」を知...02.Oct.2026
-
食事で守る、未来の脳...【第4回】脳はブドウ糖しか使えない?ケトン体というもう一...01.Oct.2026
-
食事で守る、未来の脳...【第3回】血糖値の乱高下が脳にも影響?糖質とインスリンを...30.Sep.2026
-
食事で守る、未来の脳...【第2回】脳は大量のエネルギーを必要としている―ミトコンド...29.Sep.2026