鉄のはなし その4

【Day 4】:鉄分不足が引き起こす意外な不調とは?



 鉄分は、体内で酸素を運ぶヘモグロビンの構成要素となる重要なミネラルです。しかし、食生活や生活習慣の影響で知らないうちに不足し、さまざまな体調不良につながることがあります。


 鉄分不足と聞くと貧血を思い浮かべることが多いですが、それ以外にも意外な症状が現れることがあります。


 まず、慢性的な疲労感や倦怠感が代表的な症状です。朝から体が重く、十分な睡眠をとっても疲れが抜けない場合は、酸素供給不足が関係しているかもしれません。


 さらに、頭痛やめまい、立ちくらみも鉄分不足の典型的なサインであり、脳への酸素供給が不十分になることで発生します。


 また、鉄分不足は食の嗜好にも影響を与えることがあり、氷を食べたくなる、甘いものへの異常な欲求が現れることがあります。特に氷食症は鉄分不足の補償行動とも考えられ、原因がはっきりしないまま習慣化することもあります。


 さらに、むずむず脚症候群といった神経的な症状も鉄分不足との関連が指摘されています。 皮膚や粘膜にも影響が現れ、爪がスプーンのように反る「スプーンネイル」や口角炎・口内炎などのトラブルが起こることがあります。


 これらは鉄分が関与するタンパク質の合成や細胞の健康維持に影響を受けるためと考えられています。 これらの症状は一見バラバラに見えますが、共通して体内の酸素供給不足や代謝の低下が関係しています。


 特に女性は月経による鉄損失が大きいため、不調を見過ごしやすい傾向があります。


 八戸市のパーソナルジム、クアルトでは、鉄分不足による体調不良を改善するために、食事やサプリメントを活用しながら、適切に補うよう提案しています。


 次回は、鉄分を効果的に補うために知っておきたい「鉄を多く含む食品」について詳しくご紹介します。鉄分不足を解消し、毎日を健やかに過ごすためのポイントをぜひチェックしてみてください。

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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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