【第1回】がんは「ある日突然」できるもの?
9月は「がん征圧月間」です。
皆さんは「がん」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。
「ある日突然、体の中にできる怖い病気」「遺伝だから仕方がない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、がんは昨日まで正常だった細胞が、今日突然がん細胞になるという単純なものではありません。
私たちの体の中では、毎日たくさんの細胞が新しく生まれ変わっています。その過程でDNAに傷や変化が生じることがあります。
つまり、細胞の異常そのものは、特別な人だけに起こる現象ではないのです。
私たちの体には「修理システム」がある
では、なぜすぐにがんにならないのでしょうか。
私たちの体には、DNAの傷を修復したり、異常の大きな細胞を自ら排除したりする仕組みが備わっています。
さらに免疫細胞も、異常な細胞を見つけて排除する働きを担っています。
いわば体の中では、**「異常が起こる→修復する・排除する」**という作業が繰り返されているのです。
ところが、DNAへのダメージが積み重なり、細胞の増殖をコントロールする仕組みなどに複数の異常が蓄積すると、細胞が無秩序に増殖するようになることがあります。
これが、がんへとつながっていきます。
遺伝だけでは決まらない
がんというと「家系だから仕方がない」と考える方もいます。
確かに、遺伝的な要因が強く関係するがんもあります。しかし、がんの発症には遺伝だけでなく、喫煙、飲酒、肥満、運動不足、感染、紫外線など、さまざまな要因が関係しています。
だからこそ、私たちの日々の生活にも「できること」があります。
大切なのは、がんを100%防ぐ方法を探すことではなく、がんになるリスクを少しでも減らしていくことです。
分子栄養学では「細胞」を見る
分子栄養学では、「この食品を食べれば健康になる」という考え方だけではなく、栄養素が細胞の中でどのように使われているのかを考えます。
DNAの合成や修復、エネルギー産生、抗酸化システム、免疫機能などにも、タンパク質やビタミン、ミネラルをはじめとするさまざまな栄養素が関わっています。
もちろん、栄養だけでがんを防げるわけではありません。
それでも、細胞が本来の働きを続けられる体内環境を整えることは、健康を守るための大切な土台です。
次回は、細胞やDNAにダメージを与える要因の一つである「酸化ストレス」に注目します。
体の中で起こる「サビ」とがんには、どのような関係があるのでしょうか。
八戸市のパーソナルジム、クアルトではガンになりにくい体作りを応援しています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
NEW
-
23.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第4回】ビタミンD・K・マグネシウムが骨の健康を左右する...22.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第3回】カルシウムだけでは骨は強くならない! 骨はカ...21.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第2回】骨は毎日生まれ変わっている!骨を壊す細胞とつく...20.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第1回】骨粗鬆症は高齢者だけの問題ではない! あなた...19.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【最終回】国スポを見て終わりにしない!今日から始める、一...18.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【第6回】集中力とメンタルも食事で変わる?脳を支える栄養...17.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【第5回】疲労が抜けないのは年齢のせい?回復力を高める栄...16.Oct.2026