それでもやっぱりケトジェニックダイエット【第4回】 「糖を燃やす」から「脂肪を使う」身体へ

query_builder 2026/09/03
それでもやっぱりケトジェニックダイエット【第4回】 「糖を燃やす」から「脂肪を使う」身体へ

「糖を燃やす」から「脂肪を使う」身体へ


私たちの身体は糖質しか使えない?


「身体を動かすには糖質が必要」と思っている方は多いかもしれません。

確かに、糖質から作られるブドウ糖は重要なエネルギー源です。しかし、私たちの身体はブドウ糖だけで動いているわけではありません。

体脂肪として大量に蓄えている「脂肪」も、重要なエネルギー源です。

ケトジェニックダイエットの大きな特徴は、糖質の摂取量を大幅に減らすことで、脂肪酸やケトン体をエネルギーとして利用する割合を高めることにあります。


脂肪はどうやってエネルギーになる?


体脂肪の多くは、中性脂肪として脂肪細胞に蓄えられています。

エネルギーが必要になると、中性脂肪が分解されて脂肪酸などが血液中へ放出されます。脂肪酸は筋肉などの細胞へ運ばれ、主にミトコンドリアで「β酸化」という経路を通って処理されます。

その後、TCA回路や電子伝達系などを経て、最終的にATPの産生につながります。

ATPは筋肉を動かすだけでなく、私たちの生命活動を支える「エネルギー通貨」ともいえる存在です。

つまり、体脂肪は単なる邪魔なものではなく、大きなエネルギー貯蔵庫なのです。


ケトン体というもう一つのエネルギー源


糖質の摂取量を大きく減らすと、肝臓に蓄えられているグリコーゲンが減少し、脂肪酸の利用が増えていきます。

そして肝臓では、脂肪酸から「ケトン体」が作られるようになります。

ケトン体は血液によって全身へ運ばれ、筋肉などでエネルギー源として利用されます。また、脂肪酸がそのままでは利用されにくい脳でも、ケトン体はエネルギー源として使うことができます。

このようにケトン体を一定量作り、利用している状態を「ケトーシス(ケトジェニック状態)」と呼びます。


「脂質を食べる=体脂肪が燃える」ではない


ここで注意したいことがあります。

ケトジェニックだからといって、バターやMCTオイル、生クリームなどを大量に摂れば、体脂肪がどんどん減るわけではありません。

食事から十分すぎるほどエネルギーが入ってくれば、身体はまずそのエネルギーを利用できます。

減量の目的は、単に「脂質を燃やすこと」ではなく、自分の身体に蓄えている脂肪もエネルギーとして利用することです。

そのため、ケトでも適度なエネルギー赤字という考え方は必要です。


エネルギー源を切り替えられる身体へ


私たちの身体には、食事や活動状況に応じて糖質や脂質を使い分ける能力があります。これを「代謝の柔軟性(metabolic flexibility)」と呼びます。

ケトジェニックは、単なる「糖質抜きダイエット」ではありません。

糖質への依存度を下げ、脂肪酸やケトン体を利用する割合を高める食事法と考えると、その目的が見えてきます。

そして、この代謝を支えるためにも、タンパク質やビタミン、ミネラルなどを十分に摂ることが欠かせません。

では、ケトジェニックでは具体的に何を食べれば、良い栄養状態を維持できるのでしょうか?


次回は、「ケトは肉とバターだけではない! 栄養密度を高める食べ方」について解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトではエネルギー源を切り替える食事をお勧めしています。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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