マグネシウムのはなし その3

【Day 3】マグネシウムは、どんな食べ物から摂れるの?


■ 「マグネシウムを摂りたい!」と思ったら、まず何を食べればいい?


 これまでの記事を読んで、「マグネシウムって本当に大事なんだ」と感じた方も多いのではないでしょうか?では実際に、マグネシウムを食事からしっかり摂るには、どんな食材を選べば良いのでしょうか?


 実は、マグネシウムは自然な食品の中にしっかり含まれています。ただし、現代の食生活では不足しやすいのも事実。ここでは、具体的な食材と、吸収率を高めるための工夫をご紹介します。


■ マグネシウムが豊富な食品って?


 マグネシウムは「植物性食品」に多く含まれています。中でも、以下のような食品が特に優秀です。


・海藻類(わかめ、ひじき、昆布) →和食に取り入れやすく、ミネラル補給にぴったりです。

・種実類(アーモンド、カシューナッツ、ごま、ひまわりの種)→おやつやサラダのトッピングにも◎。

・大豆製品(豆腐、納豆、おから、きなこ) →植物性たんぱく質と一緒にマグネシウムも補えます。

・緑の野菜(ほうれん草、小松菜、モロヘイヤなど) →クロロフィル(葉緑素)の中心にマグネシウムがあるため、葉物野菜はとても有効です。

・全粒穀物(玄米、雑穀、全粒粉パン) →白米や白パンより、精製されていないものを選ぶとミネラルも豊富です。


■ 吸収率を高めるためのコツ


 せっかくマグネシウムを摂っても、体に吸収されなければ意味がありません。ここでは吸収率を高める工夫を3つご紹介します。


・ビタミンB6と一緒に  ビタミンB6はマグネシウムの細胞内への取り込みを助けます。かつお、まぐろ、バナナ、にんにくなどを一緒に摂るのがおすすめ。


・カルシウムとバランスよく  カルシウムとマグネシウムの理想的な比率は「2:1」と言われています。チーズや牛乳ばかりでカルシウム過多にならないよう注意しましょう。


・胃腸の調子を整える  吸収は主に小腸で行われるため、便秘や下痢、過敏性腸症候群などの症状があると吸収効率が落ちてしまいます。発酵食品や食物繊維で腸内環境を整えましょう。


■ サプリメントは必要?


 食事で十分に摂れていれば理想的ですが、現代人の食生活ではなかなか難しいこともあります。特にストレスが多い人、運動量が多い人、加工食品が中心の人は、サプリメントの活用を検討してもよいでしょう。


 ただし、下痢を引き起こすタイプのマグネシウム(酸化マグネシウムなど)もあるため、種類や量には注意が必要です。


 吸収性の高い「グリシン酸マグネシウム」や「クエン酸マグネシウム」などが比較的おすすめです。


■ まとめ:食生活に少しずつ“マグネシウム習慣”を


 マグネシウムは特別なサプリや高価な食品でなくても、日常の食事の中で意識的に摂ることができます。海藻のお味噌汁、ナッツ入りのサラダ、玄米のおにぎりなど、身近な工夫からスタートしてみましょう。


 次回は、なぜ現代人ほどマグネシウムが必要なのか、そしてストレスとの深い関係について詳しく掘り下げていきます。お楽しみに!


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