亜鉛のはなし その3

【Day 3】なぜ現代人は、こんなにも亜鉛が不足しやすいの?


■ 食べているはずなのに、不足するのはなぜ?


 「亜鉛が大事なことはわかったし、食事にも気をつけてるつもり。でも、なんとなく不調が続く…」そんな経験はありませんか?


 実は、現代の私たちは亜鉛不足になりやすい環境で生きています。ただ食べれば足りるというわけではなく、生活習慣やストレス、食べ合わせの影響によって、亜鉛の吸収や利用が妨げられていることが多いのです。


 今回は、なぜ現代人が亜鉛不足に陥りやすいのかを、分子栄養学の視点から紐解いていきます。


■ ストレスが亜鉛を奪う!


 現代社会は、情報過多・人間関係・働き方など、あらゆる面でストレスにさらされています。実はこの“ストレス”こそが、亜鉛を大量に消耗させる要因のひとつです。


 ストレスがかかると、体はそれに対処するために副腎からストレスホルモン(コルチゾールなど)を分泌します。このホルモン合成や、傷ついた細胞の修復に亜鉛が使われるため、慢性的なストレス状態では常に亜鉛の需要が高まり、知らず知らずのうちに不足していくのです。


■ 食生活の変化と加工食品の影響


 昔に比べて、私たちの食生活は大きく変わりました。特に以下のような傾向は、亜鉛の摂取量や吸収率を下げる原因になります。


・精製された食品が中心(白米、白いパン、精製小麦)  →表皮に多く含まれているミネラルが取り除かれている。


・インスタント食品・レトルト食品の多用  →ミネラルが少ないだけでなく、添加物がミネラルの吸収を妨げることも。


・野菜や土壌の栄養低下  →現代の野菜には、昔に比べて亜鉛などのミネラルが少ないというデータもあります。


 さらに、ヴィーガンや菜食中心の食生活では、動物性食品に比べて吸収率の低い植物性亜鉛に偏るため、意識的な工夫が必要です。


■ アルコールと亜鉛の意外な関係


 お酒をよく飲む方も注意が必要です。アルコールは肝臓での代謝に亜鉛を大量に消費します。さらに利尿作用によって、亜鉛が尿から排出されやすくなってしまいます。


 「飲んだ次の日はなんとなく疲れが取れにくい…」というのは、アルコールによるミネラルの損失が関係している可能性もあるのです。


■ 吸収や利用の妨げになる要因も


 亜鉛を摂っているつもりでも、それがうまく吸収されず、体の中で利用されていなければ意味がありません。以下のような要因にも注意が必要です。


・フィチン酸やシュウ酸(穀類・豆類・野菜などに含まれる)  →亜鉛と結合し、吸収を妨げることがあります。


・胃酸の分泌低下  →高齢者や、胃薬を常用している人では、消化力が落ちて吸収が悪くなります。


・銅や鉄の過剰摂取  →同じ通路で吸収されるため、バランスが崩れると亜鉛が排除されやすくなります。


■ まとめ:現代人は“見えない欠乏”と向き合う必要がある


 「検査では問題ない」「食事もそこそこ気をつけている」それでも、なんとなく元気が出ない、肌や髪にハリがない、風邪をひきやすい…。それは“見えない亜鉛不足”が関係しているかもしれません。


 分子栄養学では、こうした“隠れ欠乏”に目を向けて、体調不良の根本原因にアプローチします。無理なく食事を見直し、必要に応じてサプリを使いながら、自分の体と丁寧に向き合っていきましょう。


 次回は、そんな亜鉛を「どう補えば効果的なのか?」、サプリメントの選び方や注意点について詳しくご紹介します。


八戸市のパーソナルジム、体調不調の根本原因を正します。



----------------------------------------------------------------------

CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG