第2回 イライラや気分の落ち込みは心だけの問題?
「うちの子はすぐにイライラしたり、気分が落ち込みやすい…これって心の弱さなの?」と感じたことはありませんか。確かに学校生活や人間関係は子どもの心に影響します。でも、分子栄養学の視点から見てみると、“心の不調”には体の中の栄養不足が深く関わっていることがあるのです。
感情と神経伝達物質
人の気分を安定させるために欠かせないのが、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質です。セロトニンは「幸せホルモン」と呼ばれ、心を落ち着ける働きをします。一方、ドーパミンは「やる気ホルモン」として意欲を生み出します。これらは食べた栄養素を材料にして体内で合成されます。つまり、必要な栄養が足りなければ、心の安定を保つ物質そのものが十分に作られないのです。
鉄・亜鉛・マグネシウムの役割
鉄は脳で神経伝達物質をつくる大事な原料で、欠乏すると気分の落ち込みや集中力の低下につながります。亜鉛は細胞の修復や脳の働きを助け、欠乏するとイライラしやすくなります。さらにマグネシウムはストレスを和らげる“天然の精神安定ミネラル”とも言われ、不足すると不安や緊張が強まりやすいのです。
甘いものと気分の乱高下
もう一つ見逃せないのが、砂糖や清涼飲料のとりすぎです。甘いものを食べると一時的に気分が高揚しますが、その後血糖値が急降下し、逆に気分が落ち込んだりイライラが強くなります。まるでジェットコースターのような血糖値の上下は、子どもの心を不安定にする大きな要因のひとつです。
「心の問題」ではなく「体のサイン」
子どもが感情をコントロールできないとき、それは性格や心の弱さではなく、栄養の不足という体のサインかもしれません。大人がそこに気づいてあげることが、子どもを責めるよりもずっと大切なのです。
次回は、「集中力が続かない子」に必要な栄養についてお話しします。勉強や課題に取り組んでもすぐに気が散ってしまう…そんな背景にどんな体の仕組みがあるのでしょうか。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは穏やかな気分で過ごせる食事を提案しています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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