第1回:「起立性調節障害」ってどんなもの?
「怠け」ではなく病気かもしれない
「朝、どうしても起きられないのは“怠け”なのでしょうか?」 そう感じてしまう親御さんや、周囲の大人も少なくありません。しかし、その背後に「起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)」という体の働きの問題が隠れているかもしれません。
子どもだけでなく大人にも起こる症状
この症状は特に小学生から高校生にかけて多く見られますが、実は大人にも起こり得るものです。特徴的なのは「朝、なかなか起きられない」「立ちくらみがする」「動き出すのに時間がかかる」といった状態。周囲からは“やる気がない”“サボっている”と誤解されやすく、本人にとってもつらい状況になります。
自律神経の乱れが背景にある
起立性調節障害の本質は「自律神経の乱れ」です。私たちの体は、立ち上がったときに重力で血液が下半身にたまらないよう、自律神経が血管を締めて血流を調整しています。しかし、この働きがうまくいかないと脳に十分な血流が届かず、立ち上がるとめまいや気分不良が起きてしまいます。
分子栄養学の視点から
分子栄養学の視点から見ると、単なる「自律神経の問題」ではなく、エネルギー代謝や栄養素の不足が深く関わっていることがわかります。例えば、脳や神経を働かせるにはATPというエネルギーが必要であり、その材料にはビタミンB群や鉄、マグネシウムなどの栄養素が欠かせません。こうした栄養が不足していると、自律神経が本来の力を発揮できず、結果的に朝起きられない、立ちくらみがする、疲れやすいといった症状につながるのです。
大人にも身近な問題
「子どもの病気」と考えられがちですが、大人も例外ではありません。特にストレスの多い社会で生活していると、睡眠不足や糖質過多の食生活、栄養バランスの乱れから、自律神経が崩れて似たような症状を訴える人が少なくないのです。
次回は、「なぜ現代社会で起立性調節障害が増えているのか?」を環境や生活習慣の変化から掘り下げていきます。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは必要な栄養素をしっかりと摂る食事指導をしております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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