第2回:なぜ起立性調節障害が増えているのか?
なぜ現代社会で増えているのか?
「夜になるとスマホが手放せない…」そんな生活をしていませんか? 起立性調節障害は昔からあった症状ですが、近年とくに子どもから大人まで広がっているといわれています。その背景には、現代の生活習慣や環境が深く関わっています。
夜型生活と睡眠不足
まず大きな要因のひとつは「睡眠不足」です。スマートフォンやタブレットから出るブルーライトは、脳を覚醒させ、眠気を促すメラトニンというホルモンの分泌を抑えてしまいます。その結果、就寝が遅くなり、睡眠時間が削られてしまうのです。子どもは朝起きられず学校に行けない、大人は寝不足のまま仕事へ向かい疲労をため込む、といった悪循環につながります。
ストレス社会の影響
次に「精神的ストレス」も見逃せません。学校生活での人間関係や学習へのプレッシャー、職場での緊張や責任感は、自律神経に大きな負担をかけます。交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなると、朝に体が動かない、日中は頭痛やめまいがする、といった症状が出やすくなります。
食生活の乱れとエネルギー不足
さらに、食生活の乱れも重要です。手軽に食べられる菓子パンやファストフード、甘い飲み物は、急激な血糖値の上下を招き、自律神経を乱します。本来であれば安定したエネルギーを供給するはずの食事が、かえって疲れやすさやだるさを悪化させてしまうのです。特に成長期の子どもは、栄養不足が脳や神経の働きに直結しやすく、大人以上に影響を受けます。
子どもも大人も同じ課題に直面している
このように、夜型生活、ストレス、食生活の乱れは、子どもにも大人にも共通する問題です。かつて「思春期特有」と考えられていた起立性調節障害は、現代の社会環境によって幅広い年代に広がっているといえるでしょう。
次回は、「分子栄養学で見る自律神経と栄養素の関係」について、具体的にどの栄養が体を支えているのかを解説していきます。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは乱れた食生活を正すお手伝いをしています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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