第3回:分子栄養学で見る自律神経と栄養素の関係
食べ物が自律神経に関係する?
「自律神経の働きは、食べ物で変わると思いますか?」 多くの人は、ストレスや生活習慣が原因だと考えがちです。しかし分子栄養学の視点では、栄養素の不足も大きな要因となります。脳や神経はエネルギーを常に必要とし、その働きを支えるために多くのビタミンやミネラルが関わっているのです。
エネルギーを生み出すビタミンB群
私たちの体は食べた栄養素を分解し、ATPというエネルギーを作って活動しています。この代謝の過程に欠かせないのがビタミンB群です。特にビタミンB1は糖質からエネルギーを作り出す際に必要であり、不足すると「疲れやすい」「集中できない」といった症状が出やすくなります。また、ビタミンB6やB12は神経伝達物質の合成を助け、気持ちの安定にも関わっています。
リラックスを支えるマグネシウム
マグネシウムは「天然の精神安定ミネラル」と呼ばれるほど、自律神経と深く関わります。神経の興奮を抑え、リラックスを促す作用があり、不足するとイライラや不眠につながりやすくなります。現代の食生活では、精製食品の摂取が多く、マグネシウム不足が目立つのも問題です。
鉄と亜鉛の重要な役割
鉄は血液の中で酸素を運ぶだけでなく、脳でドーパミンやセロトニンを作るのに欠かせません。鉄不足は立ちくらみや頭痛、気分の落ち込みを悪化させ、起立性調節障害の症状と重なります。また亜鉛はホルモンや神経伝達に必要で、免疫や味覚にも影響する重要なミネラルです。
栄養不足は子どもにも大人にも
こうした栄養素は成長期の子どもにとっては特に大切ですが、大人も同じです。仕事や家事、ストレスの中で栄養が不足すると、自律神経のバランスは乱れやすくなります。「食事で体を作る」という当たり前のことが、自律神経の安定に直結しているのです。
次回は、特に注目すべき「鉄不足と起立性調節障害の関係」について詳しく掘り下げていきます。
八戸市のパーソナルジム、クアルトではカロリーではなくトータルバランスで栄養を考えています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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