ピロリ菌のはなし 第3回

第3回 口から始まる炎症──歯周病とピロリ菌


歯周病と胃の菌に関係があるの?


歯周病といえば「口の中だけの病気」と思いがちですが、実は全身の健康に深く関わっています。最近の研究では、ピロリ菌と歯周病菌が相互に関係している可能性が示されており、口腔内の環境と胃の環境は切り離せない関係にあるのです。


歯周病がピロリ菌を助ける?


歯周病があると、口の中の粘膜や歯ぐきから血管へ細菌が入りやすくなります。そして、ピロリ菌も口腔内に存在することが確認されています。つまり、歯周病があるとピロリ菌が胃に定着しやすくなり、逆にピロリ菌感染が歯周病を悪化させるという悪循環が起こるのです。


栄養不足が歯周病を悪化させる


さらに分子栄養学的に見ると、栄養不足が歯周病を進行させる大きな要因になります。鉄やビタミンCが不足すると、歯ぐきの抵抗力が弱まり炎症が起こりやすくなります。また、亜鉛やビタミンDは粘膜や免疫を守るのに不可欠ですが、ピロリ菌による胃酸低下でこれらの栄養素が不足すれば、歯周病はさらに悪化してしまうのです。


炎症は全身に広がる


歯周病やピロリ菌による炎症は、口や胃だけにとどまりません。炎症のシグナルは血液を通して全身に伝わり、動脈硬化や心臓病、さらには糖尿病を悪化させることもあります。小さな口のトラブルが全身に広がる背景には、栄養吸収の不調と慢性的な炎症が深く関わっているのです。


次回予告


次回は「子どもの発達とピロリ菌」。胃酸低下による鉄・亜鉛・ビタミンB群不足が、神経発達や学習にどう影響するのかを解説していきます。  



八戸市のパーソナルジム、クアルトでは全身の炎症を抑える食事を提案しています。


----------------------------------------------------------------------

CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG