第6回:血糖値が高いと“酸化”が進む?老化や病気とのつながり
「糖」が体を“サビつかせる”って本当?
「酸化=体がサビる」と聞いたことはありますか?これは、体内で活性酸素が増え、細胞がダメージを受ける状態を指します。 実は、血糖値が高い状態が続くと、この“酸化”が加速し、老化や病気のリスクを高めてしまうのです。 分子栄養学では、糖質のとりすぎが細胞の酸化ストレスを招く主要な要因と考えています。
「糖化」と「酸化」はセットで進む
血糖値が高い状態が続くと、ブドウ糖がタンパク質と結びつき「糖化」が起こります。これはAGEs(最終糖化産物)という老化物質を生み出し、肌のたるみやシミ、くすみの原因になります。 さらに、糖化の過程では大量の活性酸素が発生するため、「酸化」も同時に進行。 このように、糖化と酸化はセットで起こり、血管や神経、脳などにもダメージを与えていくのです。
病気のリスクも高まる
酸化が進むと、LDLコレステロールが「酸化LDL」に変化し、動脈硬化の引き金になります。また、活性酸素はDNAを傷つけるため、がんや認知症などのリスクも高まると考えられています。 血糖値の乱れを放置すると、単に「太る」だけでなく、内側から老化が進み、病気の温床になる可能性があるのです。 毎日の食事や生活習慣で、血糖値を穏やかに保つことは、美しさと健康を守るための大切なカギです。
次回予告
次回はいよいよ最終回。「血糖値を整える食べ方、暮らし方のヒント」として、具体的にどんな食事や生活習慣が血糖値の安定につながるのか、分子栄養学の視点から実践的にご紹介します。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは酸化も糖化も無縁の食生活をご提案しております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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