第7回:血糖値を整える食べ方、暮らし方のヒント
食べ方ひとつで、血糖値は変わる
「何を食べるか」よりも「どう食べるか」が、血糖値の安定にはとても大切です。 同じ食事内容でも、食べる順番や組み合わせ、タイミングによって、血糖値の上がり方は大きく変わります。 たとえば、ごはんの前に野菜やたんぱく質を先に食べる「ベジファースト」は、血糖値の急上昇を抑える効果があります。 また、早食いやどか食いはインスリンを乱しやすくなるため、よく噛んでゆっくり食べることも意識したいポイントです。
「何を食べるか」もやっぱり大事
分子栄養学では、糖質だけでなく、たんぱく質・脂質・食物繊維・ビタミン・ミネラルのバランスを重視します。 パンだけ、パスタだけといった糖質中心の食事ではなく、卵、納豆、肉、魚、ナッツ、野菜、海藻などを組み合わせることで、血糖値はゆるやかに変動します。 また、間食にはスナック菓子よりも、ゆで卵やチーズ、無糖ヨーグルトなど、血糖値を乱しにくい選択肢を取り入れることがおすすめです。
暮らしの中でできる工夫
血糖値の安定には、睡眠・ストレス・運動も深く関わっています。 寝不足やストレスが続くと、血糖を上げるホルモン(コルチゾール)が過剰に分泌され、食欲が増したり、糖質を欲しやすくなります。 また、食後に少し歩くだけでも、血糖値の上昇を抑える効果があります。 「完璧を目指す」よりも、「毎日の小さな選択を少し変える」ことが、血糖コントロールへの第一歩です。
まとめ:血糖値を味方につけよう
7日間にわたり、血糖値と体の関係について分子栄養学の視点からお伝えしてきました。 血糖値を意識することは、単にダイエットのためではなく、集中力・気分・肌・ホルモン・免疫力など、全身の健康を支える土台づくりにもつながります。 ぜひ、自分の体の声に耳を傾けながら、今日から「血糖値を整える暮らし」を始めてみてください。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは食事と運動の両面からカラダを整える指導をしています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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