キレやすい子供のはなし 第2回

キレやすい子供のはなし 第2回

第2回:鉄不足が「キレやすさ」と関係しているって本当?


イライラの裏に「酸素不足」があるかもしれません


お子さんがすぐ怒ったり、集中力が続かないとき、「性格のせい」と思っていませんか? 実は、そんな行動の背景に「鉄不足」が隠れていることがあります。鉄は“血液の栄養”というだけでなく、“脳のエネルギー”にも欠かせないミネラルです。体中に酸素を運ぶ役割を果たし、脳細胞がしっかり働くための燃料供給を担っています。


鉄が不足すると脳がうまく回らない


鉄が足りないと、脳に酸素が届きにくくなり、神経伝達がスムーズに行われません。その結果、感情をコントロールする前頭葉の働きが鈍くなり、怒りっぽくなったり、衝動的に行動してしまうことがあるのです。 さらに、鉄は「ドーパミン」や「セロトニン」といった心の安定に関わるホルモンを作る材料でもあります。これらが作られにくくなると、イライラや不安が増え、情緒の波が大きくなってしまいます。


食事からとる鉄を見直そう


子どもは成長期に鉄の需要が高まる一方で、食事からの摂取が追いつかないことも。特に、白米やパン、麺類が中心の食事では鉄が不足しやすくなります。 おすすめは、赤身肉、レバー、卵黄、しじみなど。ビタミンCを一緒にとると吸収率が上がります。朝食に果物を添えるだけでも違います。


次回予告


第3回では、「たんぱく質不足が子どもの情緒にどう影響するのか」をわかりやすく解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは鉄分不足にならない食事をお勧めしています。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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