【第2回】活性酸素って悪者?それとも必要なもの?
「活性酸素って、全部が悪いものだと思っていませんか?」
健康の話では“酸化の原因”“老化のもと”といったマイナスのイメージが強いですよね。でも分子栄養学では、活性酸素は“悪者”だけではなく、私たちにとって欠かせない役割も持っていると考えます。今日はその両面を分かりやすくお話しします。
活性酸素には“良い働き”もある
活性酸素は、細菌やウイルスから体を守るために必要な存在です。免疫細胞が病原体を退治するときに、強い攻撃力を持つ活性酸素を使います。 また、体内のエネルギー生産工場であるミトコンドリアも、ATPをつくるときにどうしても少量の活性酸素を出します。 つまり、活性酸素そのものが悪いのではなく、“量のバランスが崩れること”が問題なのです。
活性酸素が増えすぎるとどうなる?
過剰な活性酸素は、細胞膜やたんぱく質、DNAを傷つけてしまいます。これが「酸化ストレス」です。 酸化ストレスは、疲れやすさ、肌の老化、動脈硬化、炎症の慢性化など、さまざまな不調の背景で共通して見られます。 ここで見逃せないのが、酸化ストレスと「糖化」がセットで進みやすいことです。糖質をとりすぎて血糖値が頻繁に急上昇すると、糖がたんぱく質と結合してAGEs(最終糖化産物)を作り出し、体に“コゲ”をつくるように細胞を硬く、老けた状態にしてしまいます。 この糖化の過程でも活性酸素が発生し、酸化がさらに強まります。
糖質制限が酸化ストレスの軽減につながる理由
糖質を控えると、血糖値の急上昇がなくなり、AGEsの生成が減ります。 すると糖化による酸化の連鎖が落ち着き、体の抗酸化システム(ビタミンC、ビタミンE、グルタチオン、亜鉛、セレンなど)がスムーズに働けるようになります。 さらに、脂肪を燃やすエネルギーモード(ケトン体利用)になると、ミトコンドリアの負担が軽くなり、活性酸素の発生量も安定します。 糖質制限は「痩せるため」の方法と思われがちですが、実は酸化と糖化の両方を抑え、細胞を守るための生活習慣でもあるのです。
次回予告
次回は、**「なぜ糖質のとりすぎが酸化と糖化を同時に進めてしまうのか?」**について、もう少し深く掘り下げて説明します。 糖と活性酸素の関係を知ると、食事の見え方がガラッと変わりますよ。
八戸市のパーソナルジム、クアルトではAGEsセンサーを設置してあります。一度測ってみませんか?
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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