【第1回】なぜ鉄が足りないと不調になるの?──見落とされやすい“隠れ貧血”とは
「最近、なんとなく疲れやすい…実は鉄不足が関係しているかもしれません。」 こう感じたことはありませんか?健康診断で異常なしと言われていても、実は「分子栄養学」では、症状から鉄不足を読み解くことがあります。とくに女性は月経や妊娠・授乳などで鉄の消費が多く、気づかないうちに“隠れ貧血”になっているケースがとても多いのです。
鉄は「酸素を運ぶだけ」ではない栄養素
鉄といえば血液の材料というイメージが強いですよね。しかし、分子栄養学での鉄の役割はそれだけではありません。
・エネルギーを作るミトコンドリアの働き
・体温調整
・記憶力や集中力
・自律神経のバランス
・免疫機能
など、体のあらゆるシステムに深く関わっています。 特にミトコンドリアでは、鉄は電子を渡すための重要なパーツとして働きます。鉄が不足するとATP(エネルギー)が十分に作れず、「疲れ」「だるさ」「朝起きられない」などの不調が生まれます。
血液検査が正常でも鉄不足のことがある理由
健康診断では「ヘモグロビン」だけを見ていることが多く、これが基準値内なら「問題なし」とされます。しかし、分子栄養学では フェリチン(貯蔵鉄) が不足しているかどうかを重視します。フェリチンが低いと体内に鉄のストックが少なく、ちょっとしたストレスや月経で一気に不足してしまいます。 フェリチンが低い人の特徴として、
・疲れやすい
・めまい、立ちくらみ
・集中力が続かない
・髪が抜けやすい
・爪が割れやすい
・冷えが強い
・息切れしやすい
などが挙げられます。 これらは「年齢のせい」「自律神経の乱れ」と言われがちですが、鉄が不足していれば根本的には改善しにくいのです。
鉄不足が起こりやすい現代の生活習慣
現代人は鉄不足になりやすい環境が揃っています。
・加工食品中心でミネラルが少ない
・糖質の多い食事が鉄の吸収を妨げる
・ストレスで鉄が消費される
・胃酸不足で鉄吸収が低下
・月経により女性は毎月鉄を失う
鉄不足は「気合でどうにかする」問題ではなく、栄養と体の仕組みの問題なのです。
次回予告
第2回では、「鉄が不足するとどんな不調が出るのか?──代表的な症状とその理由」 を、分子栄養学の視点からさらに深く解説します。お楽しみに!
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは鉄不足で悩まない食事をご指導いたします。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
NEW
-
25.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第6回】無理なダイエットが骨を弱くする? 痩せれば健...24.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第5回】骨を守りたければ筋肉を鍛えよう! 骨を強くす...23.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第4回】ビタミンD・K・マグネシウムが骨の健康を左右する...22.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第3回】カルシウムだけでは骨は強くならない! 骨はカ...21.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第2回】骨は毎日生まれ変わっている!骨を壊す細胞とつく...20.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第1回】骨粗鬆症は高齢者だけの問題ではない! あなた...19.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【最終回】国スポを見て終わりにしない!今日から始める、一...18.Oct.2026