「まず何を食べるべき?非常時の優先栄養」
「もし食べ物が限られているとしたら、あなたは何を優先して食べますか?」
お腹を満たすことを考えると、ついご飯やパンなどを選びがちですが、 非常時こそ“順番”がとても大切になります。
分子栄養学の視点では、体を守るために優先すべき栄養は明確です。
最優先は「たんぱく質」
まず最初に意識してほしいのが、たんぱく質です。
たんぱく質は、筋肉だけでなく、
・免疫
・ホルモン
・酵素
など、体のあらゆる機能の材料になります。
災害時はストレスや疲労によって、体の修復がいつも以上に必要な状態です。
このとき、たんぱく質が不足すると、
・疲れやすい
・回復が遅い
・風邪をひきやすい
といった不調が起こりやすくなります。
「まずはたんぱく質を確保する」 これが、非常時の基本になります。
次に大事なのは「脂質」
次に意識したいのが脂質です。
脂質は悪いものと思われがちですが、実はとても効率の良いエネルギー源です。
少ない量でもしっかりエネルギーを供給できるため、食事量が限られる非常時には特に重要です。
さらに脂質は、
・血糖値を安定させる
・長時間エネルギーを保つ
・脳の働きをサポートする
といった役割もあります。
ケトジェニックダイエットの考え方でも、脂質をうまく使うことで、 「安定したエネルギー状態」を作ることができるとされています。
糖質は“控えめに”がポイント
そして最後が糖質です。
糖質はすぐにエネルギーになるというメリットがありますが、 摂りすぎると血糖値の乱高下を招きやすくなります。
特に災害時のようなストレス状態では、血糖値の変動が大きくなることで、
・強い眠気
・イライラ
・不安感
が出やすくなります。
そのため糖質は「完全にゼロにする必要はないが、摂りすぎない」ことがポイントです。
優先順位はシンプルに考える
ここまでの内容をシンプルにまとめると、
たんぱく質
脂質
糖質
この順番を意識するだけで、体の状態は大きく変わります。
非常時は情報も少なく、判断力も落ちやすい状況です。
だからこそ、「この順番だけは覚えておく」と決めておくと安心です。
“エネルギーの質”が体調を左右する
同じカロリーでも、どの栄養素からエネルギーを得るかによって、体の反応は大きく変わります。
糖質中心のエネルギーは波が大きく、 脂質中心のエネルギーは安定しやすい。
この違いが、災害時の「疲れにくさ」や「メンタルの安定」にもつながってきます。
次回予告
では、具体的にどんな食品を備えておけばいいのでしょうか?
次回は、「これを備えれば安心!」というテーマで、 分子栄養学的におすすめの備蓄食品を具体的にご紹介します。
すぐに取り入れられる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは平時からの食事をご指導いたします。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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