看護週間に考えたい。“頑張る人”の体を守る栄養学【第2回】 「夜勤で甘いものがやめられないのは、意志の弱さではありません」

query_builder 2026/05/12
看護週間に考えたい。“頑張る人”の体を守る栄養学【第2回】 「夜勤で甘いものがやめられないのは、意志の弱さではありません」

「夜勤で甘いものがやめられないのは、意志の弱さではありません」


「夜勤になると、甘いものばかり食べたくなる…」

「疲れるとチョコや菓子パンが止まらない…」

「眠気覚ましに甘いカフェラテを飲んでしまう…」

そんな経験はありませんか?

医療職や介護職の方から、本当によく聞くお悩みです。

そして多くの方が、 「自分は意思が弱いんだ…」 「食生活をちゃんとしなきゃ…」 と、自分を責めてしまいます。

ですが実はそれ、“根性の問題”ではないかもしれません。

分子栄養学の視点では、夜勤中に甘いものが欲しくなるのには、ちゃんと理由があるのです。


夜勤は「血糖値」が乱れやすい


私たちの体は、本来「昼に活動し、夜に休む」ようにできています。

ですが夜勤では、

・睡眠不足

・強いストレス

・緊張状態

・不規則な食事

・長時間労働

などによって、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。

すると体は、「今すぐ使えるエネルギー」を求め始めます。

その代表が、“糖質”です。

特に、

・チョコ

・クッキー

・菓子パン

・甘い飲み物

などは、短時間で血糖値を上げやすいため、脳が「早くそれを食べて!」と指令を出すのです。

つまり、夜勤中の“甘いもの欲”は、体からのSOSとも言えるのかもしれません。


血糖値の乱高下が、さらに疲労を深くする


ただし問題は、糖質だけでエネルギーを補おうとすると、血糖値が急上昇しやすいことです。

すると今度は、それを下げるために「インスリン」というホルモンが大量に分泌されます。

血糖値の乱高下のイメージとして、急上昇と急降下を繰り返す状態を想像してください。

この“血糖値スパイク”が起きると、

・強い眠気

・集中力低下

・イライラ

・だるさ

・再び甘いものが欲しくなる

という悪循環に入りやすくなります。

特に夜勤では、もともと体内時計が乱れているため、この影響を受けやすいのです。


「甘いもので回復」は、一時的な応急処置


もちろん、忙しい現場では、 「そんな理想的な食事なんて無理…」 ということも多いと思います。

実際、数分で食べられるものしか選べない日もありますよね。

だからこそ大切なのは、“完璧”を目指すことではありません。

まずは、

・タンパク質を少し増やす

・ゆで卵を足す

・プロテインを活用する

・甘い飲み物を減らす

・おにぎり単体を避ける

など、小さな工夫からで十分です。

分子栄養学では、血糖値を安定させることが、“疲れにくい体”への第一歩だと考えます。


「自分を責める前に、体を見てあげる」


頑張っている人ほど、 「もっとちゃんとしなきゃ」 と思ってしまいます。

でも、夜勤中に甘いものが欲しくなるのは、“弱さ”ではなく、“体の防御反応”かもしれません。

脳も体も、必死にあなたを守ろうとしているのです。

だからこそ、まず必要なのは根性論ではなく、「体に必要な材料を入れてあげること」。

それだけでも、少しずつ疲れ方やメンタルの安定感が変わっていくことがあります。


次回予告


第3回では、 「ちゃんと寝たのに疲れている人に起きていること」 をテーマに、 睡眠の“時間”だけでは解決しない、栄養と回復力の関係についてお話しします。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは糖質を制限することをお勧めしております。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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