「“ちゃんと寝たのに疲れている”…それ、回復できていないのかもしれません」
「昨日はしっかり寝たはずなのに、朝からだるい…」
「休日に長く寝ても、疲れが抜けない…」
「寝ても寝ても回復した感じがしない…」
そんな感覚はありませんか?
特に看護師さんや介護職、医療従事者の方は、不規則な勤務や夜勤の影響で、“慢性的な疲労感”を抱えていることが少なくありません。
そして多くの方が、
「睡眠時間が足りないんだ」
「もっと寝れば回復するはず」
と思っています。
もちろん睡眠時間は大切です。
ですが分子栄養学では、“長く寝ること”だけでは回復できない場合があると考えます。
今日は、「ちゃんと寝たのに疲れている理由」についてお話しします。
「眠る」と「回復する」は少し違う
私たちの体は、寝ている間に、
・脳の修復
・自律神経の調整
・ホルモン分泌
・細胞の修復
・疲労回復
などを行っています。
つまり睡眠とは、“ただ意識を失う時間”ではなく、「体を修理する時間」なのです。
ですが、この修理には“材料”が必要です。
たとえば、
・タンパク質
・鉄
・マグネシウム
・ビタミンB群
・亜鉛
などが不足すると、体はうまく回復作業を進められなくなります。
すると、長く寝ても、
「なんとなく疲れが残る」
「朝からエネルギーが出ない」
という状態になりやすいのです。
夜勤は「体内時計」を大きく乱す
特に夜勤では、睡眠の“質”が落ちやすくなります。
本来、人間の体は「朝に太陽を浴び、夜に眠る」リズムで動いています。
ですが夜勤では、
・深夜に強い光を浴びる
・昼間に眠る
・食事時間がバラバラ
・交感神経が高ぶったまま
という状態になりやすく、体内時計が乱れてしまいます。
すると、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌も低下しやすくなります。
メラトニンは、実は“栄養”から作られています。
その材料になるのが、
・タンパク質
・ビタミンB6
・マグネシウム
などです。
つまり、「眠る力」そのものにも栄養が必要なのです。
「疲れているのに眠れない」が起きる理由
さらに、慢性的なストレス状態が続くと、「コルチゾール」というストレスホルモンが高くなりやすくなります。
すると、
・寝つけない
・夜中に目が覚める
・朝早く起きてしまう
・常に気が張っている
といった状態が起きやすくなります。
特に責任感が強い人ほど、頭が休まらず、“眠っていても交感神経がオン”になっていることがあります。
これは気合いの問題ではなく、“脳が休めなくなっている状態”とも言えるのです。
「回復力」を作る食事へ
だからこそ分子栄養学では、 「ただ頑張る」のではなく、 「回復できる体を作る」 ことを大切にします。
たとえば、
・朝にタンパク質を摂る
・甘いものだけで済ませない
・夜勤明けに暴食しすぎない
・マグネシウムを意識する
・カフェインを摂りすぎない
など、小さな積み重ねが、“眠れる体”や“回復できる体”につながっていきます。
疲労は、サボっているサインではありません。
むしろ、「これ以上無理しないで」という、体からのメッセージなのかもしれません。
頑張る人ほど、「休む技術」が必要
人を支える仕事は、本当に素晴らしい仕事です。
でもその優しさは、“自分のエネルギー”を使って行われています。
だからこそ、自分の回復を後回しにしすぎないでください。
「しっかり休める体」を作ることも、長く誰かを支えるための大切な力です。
次回予告
第4回では、 「イライラしやすい、涙もろい…。それは心の弱さでしょうか?」 をテーマに、 メンタルと栄養、そして“感情を支える脳の材料”について、分子栄養学の視点からお話しします。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは材料を整える食事をお勧めしております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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