飲酒と血糖値【第3回】 「“食べていないのに太る”はなぜ起こる?」

query_builder 2026/05/20
飲酒と血糖値【第3回】 「“食べていないのに太る”はなぜ起こる?」

「“食べていないのに太る”はなぜ起こる?」


「前より食べる量は減ったのに太りやすい…」

「お酒は飲むけど、ご飯はそんなに食べていない…」

それなのに、お腹まわりだけが増えていく。

そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

実はその背景には、「インスリン抵抗性」と「肝臓の疲れ」が関係していることがあります。

今回は、“飲酒と太りやすさ”について、分子栄養学の視点からお話しします。


肝臓が疲れると「脂肪が燃えにくくなる」


アルコールは主に肝臓で分解されます。

しかし、肝臓が毎日のようにアルコール分解を優先していると、本来行いたい脂肪代謝が後回しになってしまいます。

つまり、「脂肪を燃やす仕事」が止まりやすくなるのです。

さらにアルコール代謝が続くと、中性脂肪が肝臓に蓄積しやすくなります。

これが“脂肪肝”です。

脂肪肝になると、血糖コントロールも乱れやすくなり、さらに太りやすい状態へとつながっていきます。


「インスリン抵抗性」が太りやすさを作る


前回お話ししたように、慢性的な飲酒は「インスリン抵抗性」を引き起こしやすくなります。

インスリンは、本来血糖を細胞へ届けるホルモンです。

しかしインスリン抵抗性が起こると、細胞がインスリンに反応しにくくなります。

すると血糖が余りやすくなり、余ったエネルギーは脂肪として蓄積されやすくなるのです。

特に増えやすいのが“内臓脂肪”です。

「体重はそこまで増えていないのに、お腹だけ出てきた」という方は、肝臓やインスリンの働きが関係している可能性があります。


「お酒しか飲んでない」は危険?


「今日はお酒しか飲んでないから大丈夫」 そう考える方もいます。

しかし実際には、お酒そのものにもエネルギーがあります。

さらに、おつまみや締めの炭水化物だけでなく、“アルコール代謝による脂肪燃焼の低下”も重なり、太りやすい状態が作られていきます。

加えて、飲酒習慣がある方では、

・亜鉛不足

・ビタミンB群不足

・睡眠の質低下 なども起こりやすく、代謝全体が落ちやすくなります。

つまり、「食べる量」だけではなく、“体が燃やせる状態かどうか”を見ることが大切なのです。


「痩せる」には肝臓ケアも必要


ダイエットというと、「食べる量を減らす」ことに意識が向きがちです。

しかし実際には、

・肝臓が疲れていないか

・インスリン抵抗性が起きていないか

・栄養不足になっていないか

を整えることも非常に重要です。

特に飲酒習慣がある方は、「太る=食べすぎ」だけではないことを知るだけでも、体との向き合い方が変わってくるかもしれません。


次回予告


次回は、 「“寝酒”が睡眠の質を壊している?」をテーマに、 お酒で眠くなる仕組み 夜中に目が覚める理由 飲酒と自律神経・血糖値の関係 について、わかりやすくお話しします。


八戸市のパーソナルジム、クアルトではお酒を楽しむための食事をご指導いたします。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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