“寝酒”が睡眠の質を壊している?
「お酒を飲まないと眠れない…」
「飲んだ日はすぐ寝落ちする…」
そんな方は少なくありません。
確かにアルコールには、一時的に眠気を強める作用があります。
しかし実は、“眠れているようで眠れていない”状態になっていることも多いのです。
今回は、分子栄養学の視点から、「飲酒と睡眠」の関係についてお話しします。
お酒は“気絶に近い眠り”を作ることがある
アルコールを飲むと、脳の働きが一時的に抑えられ、リラックスしたように感じます。
そのため、「寝つきが良くなった」と感じやすくなります。
しかし実際には、アルコールは睡眠の質そのものを低下させやすいことが分かっています。
特に問題になりやすいのが、
・深い睡眠の減少
・夜中の覚醒
・早朝覚醒
・いびきや無呼吸の悪化 などです。
つまり、“気絶のように寝落ちしているだけ”になっている場合もあるのです。
夜中に目が覚めるのは「血糖値」が関係?
飲酒後、「夜中の2〜4時に目が覚める」という方も少なくありません。
これには血糖値が関係している可能性があります。
アルコール分解を優先した肝臓では、血糖コントロールが乱れやすくなります。
すると夜間に低血糖状態が起こりやすくなり、体は血糖値を上げようとしてストレスホルモンを分泌します。
その結果、
・動悸
・発汗
・不安感
・中途覚醒 などが起こりやすくなるのです。
「眠れないからお酒を飲む」
↓
「睡眠の質が下がる」
↓
「さらに疲れる」
という悪循環が作られてしまうこともあります。
肝臓と自律神経は深く関係している
肝臓が疲れている状態では、自律神経も乱れやすくなります。
特に慢性的な飲酒習慣では、
・交感神経優位
・睡眠の浅さ
・疲労感
・イライラ などが起こりやすくなります。
さらに、アルコール分解ではビタミンB群や亜鉛、マグネシウムなども消耗されます。
これらは神経や睡眠にも関わる重要な栄養素です。
つまり、「眠れない」の背景には、
・肝臓疲労
・血糖値の乱れ
・栄養不足 が隠れていることもあるのです。
「寝るためのお酒」は逆効果かもしれない
もちろん、絶対にお酒が悪いというわけではありません。
しかし、「疲れを取るため」「眠るため」に飲んでいる場合は、一度体の状態を見直してみることも大切です。
本当に必要なのは、“眠らせること”ではなく、“回復できる睡眠”だからです。
次回予告
次回は、 「飲酒が“老化”を加速させる理由」をテーマに、
・アルコールと酸化ストレス
・糖化(AGEs)との関係
・“老け顔”や疲れ顔とのつながり について、わかりやすくお話しします。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは質の高い睡眠のための食事をご提案しております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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