「“しっかり食べているのに栄養失調”はなぜ起こる?」
「食事量は少なくないのに、いつも疲れている…」
「ちゃんと食べているのに、やる気が出ない…」
そんな状態が続いていませんか?
実は、飲酒習慣がある方では、“食べていても栄養不足”になっていることがあります。
今回は、分子栄養学の視点から、「お酒と隠れ低栄養」の関係についてお話しします。
アルコール分解には大量の栄養が必要
アルコールは肝臓で分解されます。
しかし、この分解作業には多くの栄養素が必要です。
特に消耗しやすいのが、
・ビタミンB群
・亜鉛
・マグネシウム
・タンパク質 などです。
つまり、お酒を飲むたびに、体の中では“栄養の持ち出し”が起きているのです。
しかも飲酒習慣がある方では、食事内容も偏りやすく、
・おつまみ中心
・炭水化物中心
・タンパク質不足
になりやすい傾向があります。
「だるさ」はエネルギー不足かもしれない
私たちの体は、ミトコンドリアという場所でエネルギーを作っています。
しかし、そのためには、
・ビタミンB群
・鉄
・マグネシウム
・タンパク質 などが必要です。
アルコール分解でこれらが不足すると、エネルギー産生がうまくいかなくなります。
その結果、
・朝起きられない
・疲れが抜けない
・集中力低下
・やる気が出ない などが起こりやすくなるのです。
つまり、「年齢のせい」ではなく、“栄養不足による代謝低下”が背景にある場合も少なくありません。
肝臓は“解毒工場”でもある
肝臓はアルコール分解だけでなく、
・解毒
・血糖コントロール
・脂肪代謝
・ホルモン調整 など、多くの仕事をしています。
しかし毎日の飲酒で肝臓が疲れると、これらの働きも低下しやすくなります。
さらに、肝臓が疲弊するとインスリン抵抗性も起こりやすくなり、
・食後高血糖
・内臓脂肪増加
・疲労感 などにもつながっていきます。
「なんとなく不調」が続いている方は、“肝臓の疲れ”を見直すことも大切なのです。
「食べる量」より「使える状態」が重要
健康というと、「何を食べるか」に意識が向きがちです。
しかし本当に大切なのは、“摂った栄養を使える状態かどうか”です。
特に飲酒習慣がある方では、
・栄養の消耗
・肝臓疲労
・インスリン抵抗性 などが重なり、“隠れ低栄養”になっているケースも少なくありません。
だからこそ、「ただ食べる」のではなく、“代謝できる体”を作る視点が重要なのです。
次回予告
次回はいよいよ最終回。
「お酒をやめなくても、“体を守る飲み方”はできる」をテーマに、
・肝臓を守る食べ方
・血糖値を乱しにくい飲み方
・分子栄養学的“飲酒との付き合い方” について、わかりやすくお話しします。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは代謝できる体作りを応援しています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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