世界的に認められた“新しい病気”とは?【第5回】 「サルコペニアと寝たきりを防ぐために」

query_builder 2026/06/19
世界的に認められた“新しい病気”とは?【第5回】 「サルコペニアと寝たきりを防ぐために」

「サルコペニアと寝たきりを防ぐために」


「最近、階段がつらくなった…」

「何もないところでつまずくことが増えた…」

「昔より疲れやすい気がする…」

そんな変化を年齢のせいだと思っていませんか?

もちろん加齢の影響もあります。

しかし実は、その背景に低栄養による筋肉の減少が隠れていることがあります。

WHOがICD-11で「成人の低栄養」を正式な病態として認めた理由の一つも、筋肉の減少との深い関係です。

筋肉は見た目だけでなく、健康寿命を左右する大切な財産なのです。


筋肉は人生の貯金です


私は筋肉を「老後の貯金」に例えることがあります。

若いうちは多少筋肉が減っても日常生活に困らないかもしれません。

しかし年齢を重ねるにつれて、筋肉は自然に減少していきます。

そこに低栄養が加わると、その減少スピードはさらに速くなります。

筋肉が減ると、

・立ち上がりにくい

・歩くのが遅くなる

・疲れやすい

・転びやすい

といった問題が起こります。

つまり筋肉は、健康に生きるための「貯金」のような存在なのです。


サルコペニアとは?


近年よく耳にする「サルコペニア」とは、加齢や低栄養によって筋肉量や筋力が低下した状態を指します。

以前は高齢者の問題と考えられていました。

しかし最近では、

・極端なダイエット

・たんぱく質不足

・運動不足

・糖質中心の食生活 によって、中年世代でも筋肉量の低下が見られることがあります。

体重は変わらなくても、筋肉が減って脂肪が増えている人も少なくありません。

そのため体重だけでは本当の健康状態は分からないのです。


たんぱく質不足が筋肉を減らす


筋肉の主な材料はたんぱく質です。

ところが現代人の中には、

朝はパンだけ。

昼は麺類。

夜はお酒中心。

という食事をしている方も少なくありません。

これでは筋肉を維持するための材料が不足してしまいます。

さらに筋肉を作るためには、

・鉄

・亜鉛

・マグネシウム

・ビタミンB群

なども必要です。

低栄養の状態では、筋肉を修復したり増やしたりする力も低下してしまいます。


筋肉は健康寿命を守る


転倒や骨折は、寝たきりになる大きな原因の一つです。

そして転倒リスクを高めるのが筋力低下です。

筋肉が十分にある人は、

・転びにくい

・疲れにくい

・活動量が増える

という良い循環が生まれます。

反対に筋肉が減ると、

動かない

さらに筋肉が減る

もっと動けなくなる

という悪循環に陥ります。

だからこそ筋肉は「貯金」であり、低栄養はその貯金を少しずつ取り崩す「借金」のようなものなのです。


今日からできる第一歩


筋肉を守るために大切なのは、

・毎食たんぱく質を意識する

・適度に体を動かす

・ビタミンやミネラルを不足させない

ことです。

健康寿命は、病気になってからではなく、毎日の食事と運動によって作られます。

将来の自分のために、今から筋肉という貯金を積み立てていきましょう。


次回予告


第6回は、 「健康診断では分からない低栄養 ~見逃されやすいサインとは?~」

についてお話しします。

爪、髪、肌、甘い物への欲求など、体が出している低栄養のサインを分かりやすく解説していきます。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは健康寿命を延ばす食事を考えています。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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