熱中症のはなし【第1回】 熱中症は「水不足」だけではない

query_builder 2026/06/22
熱中症のはなし【第1回】 熱中症は「水不足」だけではない

熱中症は「水不足」だけではない


暑い日が続くと、テレビやニュースで「こまめに水分補給をしましょう」と呼びかけられます。

確かに水分補給は熱中症予防の基本です。

しかし、十分に水を飲んでいるはずなのに、めまいや頭痛、強い疲労感を感じる人も少なくありません。

実は熱中症は、単純な「水不足」だけで起こるものではありません。

分子栄養学の視点から見ると、その背景にはミネラル不足やエネルギー不足、さらには慢性的な低栄養が隠れていることがあります。


熱中症はなぜ起こるのか?


私たちの体は常に約37℃前後に保たれています。

暑い環境では汗をかき、その汗が蒸発することで体温を下げています。

この体温調節システムがうまく働かなくなると、体内に熱がこもり、熱中症を引き起こします。

ここで重要なのが「汗の中身」です。


汗で失われるのは水だけではない


汗として失われるのは水分だけではありません。

ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルも一緒に失われています。

これらは神経や筋肉の働きを支える重要な栄養素です。

不足すると筋肉のけいれん、足がつる、頭痛、めまい、倦怠感などの症状が現れやすくなります。

特に最近は「健康のため」として減塩を意識している方も多いですが、汗を大量にかく夏場には注意が必要です。

必要以上の塩分制限は、かえって体調不良を招くことがあります。


体温調節にもエネルギーが必要


さらに見落とされがちなのがエネルギー不足です。

体温調節を行うためには大量のATP(エネルギー)が必要です。

ATPを作るミトコンドリアが十分に働くためには、タンパク質やビタミンB群、鉄、マグネシウムなどの栄養素が欠かせません。

つまり、栄養状態が悪い人ほど体温調節能力が低下し、熱中症のリスクが高くなるのです。


熱中症になりやすい人となりにくい人の違い


「同じ暑さなのに、熱中症になる人とならない人がいる」

その違いは年齢や体力だけではありません。

体の中の栄養状態も大きく関係しています。

熱中症対策というと水やスポーツドリンクばかりに注目しがちですが、本当に大切なのは体温調節を支える栄養素を日頃からしっかり補給しておくことです。


まとめ


今年の夏は、「どれだけ水を飲むか」だけでなく、「体の中に必要な栄養が足りているか」という視点も持ってみてください。

熱中症は単なる水分不足ではなく、ミネラル不足やエネルギー不足、さらには低栄養が関わる全身のトラブルでもあります。

次回は、汗とともに失われる「命を守るミネラル」について詳しく解説します。


  八戸市のパーソナルジム、クアルトでは真剣に熱中症対策に取り組みます。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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