熱中症のはなし【第3回】 夏バテと熱中症の共通点は「エネルギー不足」

query_builder 2026/06/24
熱中症のはなし【第3回】 夏バテと熱中症の共通点は「エネルギー不足」

夏バテと熱中症の共通点は「エネルギー不足」


「暑いだけなのに、なぜこんなに疲れるのだろう?」

夏になると、だるさや疲労感、食欲不振を訴える人が増えます。

一般的には「夏バテ」と呼ばれていますが、分子栄養学の視点では、その背景にエネルギー不足が隠れていることがあります。

実は、熱中症と夏バテには共通する原因があるのです。


体温調節には大量のエネルギーが必要


私たちの体は、暑い環境でも体温を一定に保とうとしています。

汗をかくことも、血流を調整することも、心臓を動かすことも、すべてエネルギーを使っています。

このエネルギーの正体がATP(アデノシン三リン酸)です。

ATPは体の中のあらゆる活動を支える「エネルギー通貨」と呼ばれています。

呼吸をすることも、筋肉を動かすことも、脳で考えることも、すべてATPが必要です。

当然、暑さに対応するための体温調節にも大量のATPが使われています。


ATPを作るミトコンドリア


ATPを作る工場がミトコンドリアです。

ミトコンドリアは全身の細胞の中に存在し、食べた栄養素からATPを作り出しています。

しかし、このミトコンドリアが十分に働くためには、多くの栄養素が必要です。

例えば、

・タンパク質

・ビタミンB群

・鉄

・マグネシウム

・亜鉛 などです。

これらが不足すると、ミトコンドリアの働きが低下し、ATPが十分に作れなくなります。

すると体温調節能力も低下し、熱中症や夏バテのリスクが高まるのです。


「食べているのに疲れる」のはなぜ?


夏になると、そうめんや冷たい麺類だけで食事を済ませる人が増えます。

確かに糖質はエネルギー源になりますが、ATPを効率よく作るためにはビタミンやミネラルが必要です。

材料だけあっても、工場を動かすスタッフがいなければ製品は作れません。

それと同じように、糖質だけでは十分なエネルギーを作ることはできないのです。

「しっかり食べているのに疲れる」 その背景には、タンパク質やビタミン、ミネラル不足が隠れていることがあります。


熱中症予防はミトコンドリア対策でもある


分子栄養学では、熱中症予防は単なる水分補給だけでは不十分だと考えます。

暑さに負けない体を作るためには、日頃からATPをしっかり作れる状態を維持することが大切です。

そのためには、

・肉や魚、卵などのタンパク質

・ビタミンB群を含む食品

・鉄やマグネシウムを含む食品

をバランスよく摂取することが重要になります。

熱中症は「暑さとの戦い」ではなく、「エネルギー不足との戦い」でもあるのです。


次回は、なぜ高齢者が熱中症になりやすいのかを、低栄養や筋肉量の減少という視点から解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトではATPを効率よく作れる食事をご提案しております。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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