インスリンのはなし【第1回】 インスリンって何?実は命を守る大切なホルモンです 「インスリンは体に悪い。」 「インスリンが出ると太る。」 このような話を耳にしたことはありませんか? 近年、糖質制限やダイエットへの関心が高まり、インスリンを「悪者」のように考える人が増えています。しかし、本当にそうなのでしょうか。 実はインスリンは、私たちが健康に生きていくために欠かせないホルモンです。問題なのはインスリンそのものではなく、「必要以上に分泌される状態」が続くことです。 今回から7回にわたり、インスリンの基本的な働きから、肥満や高血圧、生活習慣病との関係まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。 インスリンはどこで作られる? インスリンは、胃の後ろ側にある「膵臓(すいぞう)」という臓器で作られています。 食事をすると、ご飯やパン、麺類などに含まれる糖質はブドウ糖へと分解され、血液中へ吸収されます。すると血糖値が上昇し、その変化を感知した膵臓からインスリンが分泌されます。 つまり、インスリンは食事をするたびに働く、ごく自然なホルモンなのです。 インスリンの役割は「栄養を届けること」 血液中のブドウ糖は、そのままでは細胞の中へ入ることができません。 そこで活躍するのがインスリンです。 インスリンは筋肉や肝臓、脂肪細胞に働きかけ、ブドウ糖を細胞の中へ取り込ませます。そして取り込まれたブドウ糖は、私たちが体を動かしたり、脳を働かせたり、体温を維持したりするためのエネルギーへと変換されます。 例えるなら、インスリンは血液中の栄養を必要な場所へ届ける「配達員」のような存在です。 もしインスリンが分泌されなければ、血液中には糖があっても細胞はエネルギー不足となり、生命を維持することができません。 血糖値を下げる唯一のホルモン 私たちの体には、血糖値を上げるホルモンはいくつもあります。 一方で、血糖値を下げる働きを持つホルモンはインスリンしかありません。 そのため、インスリンは体内の血糖値を一定に保ち、全身の細胞へエネルギーを届けるという非常に重要な役割を担っています。 つまり、「インスリンがあるから健康を保てる」と言っても決して大げさではありません。 問題は「出すぎること」 インスリンは命を守るために必要なホルモンですが、現代の食生活では、その働きが酷使される場面が増えています。 甘い飲み物やお菓子、精製された炭水化物を中心とした食事、そして間食の習慣などによって、一日に何度も血糖値が上昇し、そのたびに大量のインスリンが分泌されます。 この状態が長年続くことが、肥満だけでなく、高血圧や脂肪肝、糖尿病など、さまざまな生活習慣病につながると考えられています。 次回は、「なぜ現代人はインスリンを出しすぎてしまうのか?」をテーマに、昔と現代の食生活を比較しながら、その理由について詳しく解説します。 八戸市のパーソナルジム、クアルトではインスリンを出しすぎない食事をご提案しています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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