実は高血圧の原因かも?インスリンと生活習慣病の深い関係
「高血圧の原因は塩分の摂り過ぎ。」
多くの方がそう考えているのではないでしょうか。
もちろん、塩分を摂り過ぎれば血圧が上がる人もいます。
しかし、それだけでは説明できないケースが多いことも分かってきました。
近年、注目されているのが「インスリン」と高血圧の関係です。
実は、インスリンが慢性的に多く分泌される状態は、血糖値だけでなく血圧にも影響を与えることが知られています。
インスリンは塩分を体にため込む
インスリンには、腎臓でナトリウム(塩分)の再吸収を促進する働きがあります。
本来、この働きは飢餓の時代にはとても重要でした。
食べ物も塩分も不足しがちな環境では、体内のナトリウムをできるだけ失わないようにすることで、生き延びることができたからです。
しかし、現代では食事から十分すぎるほど塩分を摂取しています。
その状態でインスリンが大量に分泌され続けると、必要以上にナトリウムや水分が体内へ蓄えられ、血液量が増えることで血圧が上がりやすくなるのです。
血管にも大きな負担をかける
インスリンの影響は腎臓だけではありません。 慢性的にインスリンが高い状態では、交感神経が刺激されやすくなり、血管が収縮しやすくなることがあります。
さらに、インスリン抵抗性が進行すると、血管の内側では慢性的な炎症や酸化ストレスが起こりやすくなります。
酸化ストレスとは、活性酸素によって細胞が傷つく状態のことです。
このような状態が続くと、血管は徐々に硬くなり、しなやかさを失っていきます。
これが動脈硬化の始まりです。
高血圧は全身の病気につながる
高血圧そのものには、自覚症状がほとんどありません。
だからこそ、「少し高いだけだから大丈夫」と放置されがちです。
しかし、高い圧力が長年血管にかかり続けることで、心臓には大きな負担がかかり、脳や腎臓の血管にもダメージが蓄積していきます。
その結果、心筋梗塞や脳卒中、慢性腎臓病など、命に関わる病気のリスクが高まります。
高血圧は塩分だけで考えるのではなく、インスリンの分泌や糖質の摂り方も含めて考えることが大切なのです。
次回はいよいよ最終回です。
「今日からできる!インスリンを出しすぎない食べ方・暮らし方」をテーマに、毎日の生活で実践できる具体的なポイントをご紹介します。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは高血圧予防にもなる食事を推奨しております
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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