分子栄養学とは?【第2回】 疲れやすいのは年齢のせい?エネルギーを作る栄養の話

query_builder 2026/07/07
分子栄養学とは?【第2回】 疲れやすいのは年齢のせい?エネルギーを作る栄養の話

疲れやすいのは年齢のせい?エネルギーを作る栄養の話


「昔より疲れやすくなった」「朝起きても疲れが残っている」「休日に寝ても回復しない」。

そんな悩みを、「年齢だから仕方がない」とあきらめていませんか?

もちろん加齢による変化はあります。

しかし、疲れやすさの原因は年齢だけとは限りません。

分子栄養学では、慢性的な疲労の背景に「エネルギーを作る力の低下」があると考えます。


私たちは食べ物からエネルギーを作っている


人が動く、考える、呼吸をする、心臓を動かす…。

これらすべての活動には、「ATP(アデノシン三リン酸)」というエネルギーが必要です。

ATPは体内で使われる「エネルギーの通貨」のような存在で、生きている限り絶えず作られ、使われています。

このATPを作る工場が、細胞の中にある「ミトコンドリア」です。

ミトコンドリアは、糖質や脂質、タンパク質を材料にしてATPを生み出しています。

しかし、この工場が十分に働くためには、材料だけではなく、さまざまな栄養素が必要になります。


エネルギー工場を動かす「補助スタッフ」


ミトコンドリアは、材料があるだけではATPを作れません。

工場で働くスタッフが必要なように、体内でもビタミンやミネラルが重要な役割を果たしています。

例えば、ビタミンB群は糖質や脂質、タンパク質をエネルギーへ変える際に欠かせない栄養素です。

また、鉄は酸素を全身に運ぶだけでなく、ミトコンドリアでATPを作る過程にも関わっています。

さらに、マグネシウムは300種類以上の酵素反応に関与し、ATPが正常に働くためにも必要です。

これらの栄養素が不足すると、十分なエネルギーを作れず、「しっかり食べているのに疲れる」という状態になってしまうことがあります。


「糖質だけ」の食事では元気になれない?


忙しい朝に菓子パンだけ、お昼は麺類だけ、疲れた夜は甘い物でひと息…。

このような食事は手軽ですが、エネルギーを作るための材料や補助スタッフが不足しやすくなります。

特に、タンパク質やビタミンB群、鉄、マグネシウムが不足すると、エネルギー産生がスムーズに進まなくなる可能性があります。

「食べたから元気になる」のではなく、「必要な栄養素がそろって初めて元気になれる」というのが分子栄養学の考え方です。


疲れを感じたら、まず食事を見直してみよう


疲労を感じると、栄養ドリンクや甘いお菓子に頼りたくなることがあります。

しかし、それは一時的に元気になったように感じるだけで、根本的な解決にはならない場合も少なくありません。

毎食、肉や魚、卵、大豆製品などからタンパク質をしっかり摂り、野菜や海藻、きのこ類を組み合わせることで、エネルギーを作るための栄養素を補いやすくなります。

「疲れやすいのは年齢のせい」と決めつける前に、自分の食事を振り返ってみてはいかがでしょうか。

毎日の食事を少し意識するだけでも、体は少しずつ変化を見せてくれるかもしれません。


次回は、「イライラしやすい」「集中できない」「気分が落ち込みやすい」といった心の不調と栄養の意外な関係について、分子栄養学の視点から解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは元気の出る食事をご指導しています。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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