分子栄養学とは?【第4回】 「腸は第二の脳」は本当?健康のカギを握る腸内環境

query_builder 2026/07/09
分子栄養学とは?【第4回】 「腸は第二の脳」は本当?健康のカギを握る腸内環境

「腸は第二の脳」は本当?健康のカギを握る腸内環境


「便秘が続いている」「お腹の調子が安定しない」「風邪をひきやすくなった」──そんな悩みはありませんか?

腸は食べ物を消化・吸収するだけの臓器と思われがちですが、実は私たちの健康を大きく左右する重要な役割を担っています。

近年では「腸は第二の脳」とも呼ばれ、免疫や心の健康との深い関わりが明らかになってきました。

分子栄養学でも、健康な体をつくるためには、まず腸内環境を整えることが大切だと考えています。


腸は栄養を取り込む入り口


どれだけ栄養価の高い食事をしても、腸でうまく吸収できなければ、その栄養は十分に活用されません。

タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなど、私たちの体に必要な栄養素は、小腸で吸収されて初めて細胞へ届けられます。

つまり、腸は「栄養の入り口」です。

腸内環境が乱れると、必要な栄養素を十分に吸収できず、疲労感や肌荒れ、貧血など、さまざまな不調につながることがあります。


免疫の約7割は腸に集まっている


私たちの体には、細菌やウイルスなどから身を守る免疫機能があります。

その免疫細胞の多くは腸に存在するといわれています。

その理由は、腸が毎日、食べ物や細菌など外から入ってくるものと接しているためです。

腸内環境が整っていると、有害な細菌の増殖を抑え、免疫機能も正常に働きやすくなります。

一方で、食生活の乱れや睡眠不足、ストレスなどによって腸内環境が悪化すると、免疫のバランスも崩れやすくなります。

その結果、風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状が悪化したりすることもあります。


腸と心はつながっている


前回は、心の健康と栄養の関係についてお話ししました。

実は、気持ちを安定させる神経伝達物質であるセロトニンの多くは、腸で作られると考えられています。

もちろん、セロトニンがそのまま脳へ移動するわけではありません。しかし、腸内環境はセロトニンの産生や、その材料となる栄養素の吸収に深く関わっています。

このように、腸と脳は「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」と呼ばれる仕組みによって互いに影響を与え合っています。

そのため、腸内環境が乱れると、お腹の調子だけでなく、気分や睡眠の質にも影響を及ぼす可能性があるのです。


今日からできる腸活


腸内環境を整えるためには、特別な食品だけに頼る必要はありません。

毎日の食事で、食物繊維を豊富に含む野菜やきのこ、海藻を取り入れ、ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品を適度に食べることが基本になります。

さらに、腸の粘膜はタンパク質を材料に作られています。そのため、肉や魚、卵、大豆製品などから良質なタンパク質をしっかり摂ることも忘れてはいけません。

分子栄養学では、「何を食べるか」と同じくらい、「きちんと吸収できる体をつくること」が大切だと考えます。

健康な体は、健康な腸から始まります。毎日の食事で腸をいたわることが、未来の健康への大きな一歩になるでしょう。


次回は、健康診断では見逃されることも多い「血糖値の乱高下」に注目します。血糖値が大きく変動すると、疲れや眠気、肥満、さらには生活習慣病のリスクにもつながる理由を、分子栄養学の視点から分かりやすく解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは食物繊維や発酵食品の積極的な摂取をお勧めしています。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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