分子栄養学とは?【第5回】 血糖値の乱高下が体を老けさせる?健康を左右する「インスリン」の働き

query_builder 2026/07/10
分子栄養学とは?【第5回】 血糖値の乱高下が体を老けさせる?健康を左右する「インスリン」の働き

血糖値の乱高下が体を老けさせる?健康を左右する「インスリン」の働き


「食後に強い眠気がくる」「甘いものがやめられない」「夕方になると集中力が切れる」。

このような経験はありませんか?

実は、これらの症状は血糖値の乱高下が関係しているかもしれません。

分子栄養学では、血糖値を安定させることは、エネルギーを効率よく作り、健康を維持するための重要なポイントと考えています。


血糖値は高すぎても低すぎてもよくない


私たちがご飯やパン、麺類、お菓子などを食べると、糖質はブドウ糖に分解され、血液中へ吸収されます。

このとき上昇するのが「血糖値」です。

血糖値は体にとって大切なエネルギー源ですが、急激に上がり過ぎると体は元の状態へ戻そうとして、「インスリン」というホルモンを分泌します。

インスリンは血液中のブドウ糖を細胞へ取り込み、血糖値を下げる働きをしています。

つまり、インスリンは私たちが健康に生きるために欠かせない大切なホルモンなのです。

しかし、糖質の多い食事が続き、インスリンが何度も大量に分泌される状態が続くと、体には少しずつ負担がかかってしまいます。


インスリンが増えすぎると脂肪は燃えにくくなる


インスリンには、血糖値を下げるだけではなく、余ったエネルギーを脂肪として蓄える働きもあります。

さらに、脂肪を分解する酵素である「リパーゼ」の働きを抑える作用もあります。

つまり、インスリンが多く分泌されている間は、体脂肪は燃えにくい状態になります。

「運動しているのに痩せない」「食事量を減らしても体重が落ちにくい」という場合、カロリーだけではなく、インスリンの分泌が関係していることもあります。

分子栄養学では、「何キロカロリー食べたか」だけではなく、「どのような食事でインスリンが分泌されたか」にも注目します。


血糖値の乱高下は老化にも関係する


血糖値が急激に上昇すると、体の中では「糖化」という現象が起こりやすくなります。

糖化とは、余分な糖がタンパク質と結び付き、細胞や組織を傷つけてしまう反応です。

糖化によってできる終末糖化産物(AGEs)は、肌のハリを失わせたり、血管を傷つけたりするなど、老化との関係が指摘されています。

さらに、高血糖は活性酸素の発生も増やし、細胞を酸化させる原因にもなります。

つまり、血糖値の乱高下は「糖化」と「酸化」という二つの面から、体の老化を進める可能性があるのです。


血糖値を安定させる食事を心がけよう


血糖値を安定させるためには、甘い飲み物やお菓子を減らすだけでは十分ではありません。

毎食、肉や魚、卵、大豆製品などからタンパク質をしっかり摂り、良質な脂質や野菜、海藻、きのこ類を組み合わせることで、血糖値は急激に上がりにくくなります。

また、よく噛いてゆっくり食べることや、食後に軽く体を動かすことも血糖値の安定につながります。

分子栄養学では、「血糖値をコントロールすること」は、肥満や糖尿病の予防だけではなく、疲れにくい体づくりや健康寿命の延伸にもつながる重要な習慣と考えています。


次回は、「サプリメントは本当に必要なの?」という、多くの方が気になるテーマを取り上げます。

サプリメントとの上手な付き合い方や、食事との違いについて、分子栄養学の視点から分かりやすく解説します。


  八戸市のパーソナルジム、クアルトではインスリンコントロールについてご指導いたします。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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