サプリメントは必要?現代人が「食べているのに栄養不足」になる理由
「バランスよく食べているから、サプリメントは必要ないですよね?」
健康相談をしていると、このような質問を受けることがあります。
もちろん、健康の基本は毎日の食事です。肉や魚、卵、野菜、海藻など、さまざまな食品をバランスよく食べることが最も大切なのは言うまでもありません。
しかし、分子栄養学では、「食事だけでは十分な栄養を確保しにくい人も少なくない」と考えます。
それはなぜなのでしょうか。
昔と今では、食べ物を取り巻く環境が変わった
現代は食べ物が豊富な時代です。しかし、「食べ物が多いこと」と「栄養が十分であること」は同じではありません。
農業技術の進歩により安定して食料が供給されるようになった一方で、栽培方法や品種改良、収穫までの期間などの変化により、一部の野菜ではビタミンやミネラルの含有量が以前より少なくなっていることを示す研究もあります。
また、流通や保存期間が長くなったことで、収穫後に減少しやすい栄養素もあります。
つまり、「昔と同じように食べているつもり」でも、実際に摂取できる栄養素は変化している可能性があるのです。
現代人は栄養を「たくさん使う」生活をしている
分子栄養学では、栄養は「摂る量」だけではなく、「消費される量」も重要だと考えます。
例えば、仕事や人間関係によるストレスが続くと、ビタミンCやビタミンB群、マグネシウムなどは通常より多く使われます。
喫煙や飲酒の習慣がある人、激しい運動をする人、睡眠不足が続いている人も、体内で必要となる栄養素が増えることがあります。
さらに、加工食品や外食が多い食生活では、糖質や脂質、食品添加物の摂取が増える一方で、ビタミンやミネラルが不足しやすくなる傾向があります。
つまり、現代人は「栄養が少ない食事」と「栄養を多く消費する生活」が重なり、不足が起こりやすい環境に置かれているのです。
必要な栄養は人それぞれ違う
もう一つ大切なのが「個人差」です。
同じ食事をしていても、元気な人もいれば、疲れやすい人もいます。
これは年齢や体格だけではなく、体質、腸内環境、ストレスの程度、運動量、妊娠・授乳、持病、服用している薬などによって、必要な栄養素やその量が変わるためです。
分子栄養学では、「誰にでも同じ食事が正解」という考え方ではなく、その人の生活や体調に合わせて必要な栄養を考えていきます。
サプリメントは「食事の代わり」ではない
こうした背景から、必要に応じてサプリメントを活用することは、一つの選択肢になります。
ただし、サプリメントはあくまでも「補助食品」です。
食事の代わりになるものではなく、不足しやすい栄養素を補うために利用するものと考えるのがよいでしょう。
また、栄養素には相互作用があり、摂り過ぎによって健康に影響を及ぼすものもあります。自己判断で大量に摂取するのではなく、自分の食生活や体調を見直し、必要に応じて医師や管理栄養士などの専門家に相談することも大切です。
分子栄養学の目的は、「サプリメントを飲むこと」ではありません。
一人ひとりが自分の体の状態を知り、不足しやすい栄養素を食事と必要に応じた補助で補いながら、本来の健康を引き出すことです。
次回はいよいよ最終回です。これまで学んできた内容を振り返りながら、今日から無理なく始められる「分子栄養学を生かした健康習慣」をご紹介します。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは効果的なサプリメントの摂取方法をアドバイスいたします。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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