水が命を支える理由
「健康のために何を食べていますか?」
そう聞かれると、多くの人は「野菜を多く食べる」「タンパク質を意識する」「糖質を控える」などと答えるでしょう。
では、「水」はどうでしょうか。
毎日当たり前のように飲んでいる水ですが、その重要性を意識している人は意外と多くありません。しかし、分子栄養学では、水は栄養素が働くための「土台」と考えられています。どれほど栄養価の高い食事をしていても、水分が不足していては体は本来の力を発揮できません。
人の体は水でできている
成人の体は約60%が水分でできています。
血液の約90%、筋肉は約75%、脳も約75~80%が水です。つまり、水は体のあらゆる場所に存在し、生命活動を支える重要な役割を担っています。
この水は、単に体を満たしているだけではありません。
- 栄養素や酸素を細胞へ運ぶ
- 老廃物を腎臓へ運び、尿として排出する
- 体温を一定に保つ
- 関節の動きを滑らかにする
- 細胞内で起こる代謝反応の場となる
私たちが生きるために必要な働きのほとんどに、水が関わっているのです。
水分不足は体にすぐ影響する
「少しくらい水を飲まなくても大丈夫。」
そう思うかもしれませんが、実は体内の水分がわずか1~2%失われただけでも、集中力や判断力、運動能力が低下するといわれています。
こんな症状に心当たりはありませんか。
- 午後になると頭がぼんやりする
- 夕方になると頭痛がする
- 疲れやすい
- 足がつりやすい
- 便秘になりやすい
もちろん原因は一つではありませんが、水分不足が影響していることも少なくありません。
喉が渇いたと感じた時には、すでに体は軽い脱水状態になっている可能性があります。
分子栄養学では「水」も栄養環境の一つ
分子栄養学では、ビタミンやミネラルだけでなく、水も健康を支える重要な要素として考えます。
細胞では毎日何万回もの化学反応が行われていますが、それらの反応は水が十分にある環境でこそスムーズに進みます。また、食べた栄養素を細胞へ届けたり、エネルギーをつくったり、不要な老廃物を排出したりするためにも、水は欠かせません。
つまり、水は「栄養を運び、代謝を支え、体を整える」ための基盤なのです。
今日から意識したいこと
健康づくりというと、食事や運動ばかりに目が向きがちです。しかし、水分補給も同じくらい大切な健康習慣です。
まずは「喉が渇いたから飲む」ではなく、こまめに水分を補給することを意識してみましょう。
毎日の小さな習慣が、体調や集中力、疲れにくさなど、さまざまな変化につながっていくかもしれません。
次回は、「喉が渇いた時には、すでに遅い?」をテーマに、気付きにくい「隠れ脱水」について分かりやすく解説します。
八戸市のパーソナルジム、クアルトではセッション中にちびちびと水分補給をしてもらっています。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
NEW
-
24.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第5回】骨を守りたければ筋肉を鍛えよう! 骨を強くす...23.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第4回】ビタミンD・K・マグネシウムが骨の健康を左右する...22.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第3回】カルシウムだけでは骨は強くならない! 骨はカ...21.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第2回】骨は毎日生まれ変わっている!骨を壊す細胞とつく...20.Oct.2026
-
骨から始める健康寿命...【第1回】骨粗鬆症は高齢者だけの問題ではない! あなた...19.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【最終回】国スポを見て終わりにしない!今日から始める、一...18.Oct.2026
-
青森国スポから学ぶ!...【第6回】集中力とメンタルも食事で変わる?脳を支える栄養...17.Oct.2026