体の中から健康をつくる“水”の話【第2回】 喉が渇いた時には、すでに遅い?「隠れ脱水」とは

query_builder 2026/07/14
体の中から健康をつくる“水”の話【第2回】 喉が渇いた時には、すでに遅い?「隠れ脱水」とは

喉が渇いた時には、すでに遅い?「隠れ脱水」とは


「喉が渇いたら水を飲む。」

多くの人が当たり前にそう考えています。しかし実は、喉の渇きを感じた時には、すでに体は軽い脱水状態になっている可能性があります。

特に暑い季節だけでなく、エアコンの効いた室内や冬場でも、気付かないうちに水分は失われています。このように自覚がないまま進む脱水は「隠れ脱水」と呼ばれ、疲労感や集中力の低下、体調不良の原因になることがあります。


私たちは毎日たくさんの水を失っている


人は汗をかくだけで水分を失うわけではありません。

呼吸をするたびに肺から水蒸気が出ていき、尿や便としても水分が排出されます。さらに、皮膚からも目には見えない「不感蒸泄(ふかんじょうせつ)」によって常に水分が失われています。

その量は個人差がありますが、成人では1日に約22.5リットルにもなるとされています。

つまり、特別に運動をしなくても、私たちは毎日かなりの量の水分を補給する必要があるのです。


喉の渇きは「体からのSOS


体には水分量を一定に保つ仕組みがあります。

水分が不足すると、血液中の濃度(浸透圧)が上昇し、それを脳が感知して「喉が渇いた」という感覚を生み出します。また、抗利尿ホルモン(バソプレシン)が分泌され、尿の量を減らして水分を体内に保とうとします。

つまり、喉の渇きは「そろそろ水を飲もう」という合図ではなく、「すでに水分が不足しています」という体からのSOSなのです。

そのため、喉が渇く前にこまめに水分を補給することが理想的です。


こんな症状はありませんか?


隠れ脱水では、次のような症状が現れることがあります。

  • 頭がぼんやりする
  • 集中力が続かない
  • 頭痛がする
  • 立ちくらみがある
  • 疲れやすい
  • 足がつりやすい
  • 尿の色が濃い

これらは加齢や疲労のせいだと思われがちですが、水分不足が関係していることも少なくありません。

特に高齢者は喉の渇きを感じにくくなり、子どもは体重に対する水分量が多いため、どちらも脱水になりやすいとされています。


分子栄養学では「細胞の脱水」を考える


分子栄養学では、水分不足は単に「体の水が減る」という問題ではありません。

細胞内の水分が不足すると、栄養素が細胞へ運ばれにくくなり、老廃物も排出されにくくなります。さらに、細胞内で行われるエネルギー産生やさまざまな代謝反応も効率が低下し、疲労感や集中力の低下につながることがあります。

つまり、水分不足は体全体だけでなく、「細胞レベル」で健康に影響を与えているのです。

明日は、「水だけでは不十分? 水分補給とミネラルの深い関係」をテーマに、水分補給をより効果的にするために欠かせないミネラルとの関係について解説します。


次回は、汗で失われるナトリウム・カリウム・マグネシウムの役割や、「水だけを大量に飲むリスク」、熱中症予防にもつながる正しい水分補給について、分子栄養学の視点から詳しくお伝えします。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは「代謝」を考えた水の大切さを考えています。

 


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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