体の中から健康をつくる“水”の話【第3回】 水だけでは不十分?水分補給とミネラルの深い関係

query_builder 2026/07/15
体の中から健康をつくる“水”の話【第3回】 水だけでは不十分?水分補給とミネラルの深い関係

水だけでは不十分?水分補給とミネラルの深い関係


「こまめに水を飲みましょう。」

熱中症対策などでよく耳にする言葉ですが、水分補給で大切なのは「水の量」だけではありません。

実は、私たちが汗をかくと失われるのは水だけではなく、体に欠かせないミネラルも一緒に排出されています。そのため、水だけを大量に飲むと、かえって体のバランスを崩してしまうこともあります。

今回は、水分補給とミネラルの関係について見ていきましょう。


汗と一緒に失われるミネラル


汗の約99%は水ですが、残りの約1%にはナトリウムやカリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラルが含まれています。

「たった1%なら問題ないのでは?」と思うかもしれません。しかし、大量の汗をかく夏場や運動時には、このわずかな割合でも失われる量は少なくありません。

これらのミネラルは、筋肉や神経の働き、血圧の調節、水分バランスの維持など、生命活動に欠かせない役割を担っています。

不足すると、足がつる、疲れやすい、めまいがする、筋肉がうまく動かないなどの症状が現れることがあります。


水だけを大量に飲むリスク


汗をたくさんかいた後に水だけを一気に飲むと、血液中のナトリウム濃度が低下することがあります。

軽度であれば、頭痛や吐き気、倦怠感などの症状が現れますが、重症になると意識障害などを引き起こすこともあります。

もちろん、日常生活でそこまで重症になることは多くありません。しかし、「水だけ飲んでいるのに何となく調子が悪い」という場合には、水分だけでなくミネラルの不足も考える必要があります。

特に、炎天下での仕事やスポーツをする方は、水とミネラルをセットで補給することが大切です。


分子栄養学では「ミネラルは代謝のサポーター」


分子栄養学では、ミネラルは単なる「体に必要な成分」ではなく、体内のさまざまな代謝を支える重要な働きをしていると考えます。

例えば、マグネシウムは300種類以上の酵素反応に関わるとされ、エネルギーを生み出すATPも、実際にはマグネシウムと結び付いた状態で働きます。

ナトリウムやカリウムは細胞の内外でバランスを保ち、神経伝達や筋肉の収縮を支えています。

つまり、水だけではなく、ミネラルが十分にあって初めて、水分は体内で適切に利用されるのです。


水分補給の質を高めよう


日常生活では、食事からミネラルをしっかり摂ることが基本です。

肉や魚、卵、海藻、ナッツ、野菜などをバランスよく食べることで、多くのミネラルを補給できます。

一方で、大量に汗をかく場面では、水だけではなく電解質も意識した補給が必要です。ただし、市販のスポーツドリンクには糖質が多く含まれている商品も少なくありません。運動量や発汗量に応じて選ぶことが大切です。

「何を飲むか」だけではなく、「何を失い、何を補うか」を考えることが、より良い水分補給につながります。


次回は、「コーヒーやお茶でも水分補給になる?ならない?」をテーマに、普段何気なく飲んでいる飲み物が体にどのような影響を与えるのかを分かりやすく解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは効率よく水分出来るようご指導しております。


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住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

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