糖質依存のはなし 【第2回】 食べてもすぐお腹が空く理由は血糖値にあった

query_builder 2026/07/28
糖質依存のはなし 【第2回】 食べてもすぐお腹が空く理由は血糖値にあった

食べてもすぐお腹が空く理由は血糖値にあった


「さっきご飯を食べたばかりなのに、もう何か食べたい……
「午後3時になると、決まって甘いものが欲しくなる。」

そんな経験はありませんか?

「食欲が強いから」「我慢が足りないから」と思われがちですが、実はその背景には血糖値の乱高下が隠れているかもしれません。今回は、糖質依存を引き起こす大きな原因の一つである「血糖値スパイク」と「インスリン」の働きについて、分子栄養学の視点から解説します。


血糖値は体にとって大切なエネルギーの指標


私たちがご飯やパン、麺類、お菓子など糖質を含む食品を食べると、消化・吸収されてブドウ糖となり、血液中に取り込まれます。このとき上昇するのが「血糖値」です。

血糖値は高すぎても低すぎても体に負担がかかるため、体は一定の範囲に保とうとしています。その調節役となるのが、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンです。

インスリンは血液中のブドウ糖を細胞へ取り込み、エネルギーとして利用したり、余った糖をグリコーゲンや脂肪として蓄えたりする重要な役割を担っています。


血糖値スパイクが「また食べたい」を作る


問題になるのは、糖質の多い食事や甘い飲み物、お菓子を一度にたくさん摂ったときです。

血糖値が急激に上昇すると、それを下げるためにインスリンが大量に分泌されます。その結果、血糖値が必要以上に下がってしまうことがあります。

すると脳は「エネルギーが足りない!」と判断し、空腹感や甘いものへの強い欲求を引き起こします。

これが血糖値スパイクによる悪循環です。

糖質を食べる血糖値が急上昇インスリン大量分泌血糖値が急降下強い空腹また糖質を食べる

このサイクルを繰り返すほど、糖質への依存は強くなっていきます。


インスリンが増え続けると脂肪も燃えにくくなる


インスリンにはもう一つ重要な働きがあります。

それは、脂肪を蓄えやすくし、脂肪を燃焼しにくくすることです。

本来、私たちの体には脂肪を分解する「リパーゼ」という酵素があります。しかし、インスリンが多く分泌されている間は、このリパーゼの働きが抑えられます。

つまり、糖質を頻繁に摂り続ける生活では、脂肪をエネルギーとして使いにくくなり、体は常に糖質を必要とする状態になってしまうのです。

分子栄養学では、この状態を「糖だけに頼るエネルギー代謝」と考えます。

血糖値を安定させることが糖質依存改善の第一歩

糖質依存から抜け出すために大切なのは、甘いものを無理に我慢することではありません。

まずは、血糖値が急激に上下しない食べ方を意識することです。

例えば、食事ではタンパク質や脂質、食物繊維をしっかり摂ることで糖質の吸収が穏やかになります。また、甘い飲み物やお菓子を食事代わりにする習慣を見直すだけでも、血糖値は安定しやすくなります。

血糖値が安定すると、空腹感が減り、「甘いものがどうしても食べたい」という衝動も少しずつ落ち着いていきます。


次回予告


血糖値だけでは説明できない糖質依存もあります。仕事で疲れた日やイライラしたとき、なぜ無性に甘いものが欲しくなるのでしょうか。


次回は、「なぜストレスがあると甘いものが欲しくなるのか?」をテーマに、ストレスホルモンや睡眠不足、そして分子栄養学との関係について分かりやすく解説します。


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは血糖値スパイクを起こさない食事をお勧めしております。


----------------------------------------------------------------------

CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG