野菜だけで健康になれると思っていませんか?【第4回】野菜中心で不足しやすい「ビタミンB12」

query_builder 2026/08/13
野菜だけで健康になれると思っていませんか?【第4回】野菜中心で不足しやすい「ビタミンB12」

野菜中心で不足しやすい「ビタミンB12」


「ビタミンを摂るなら、とにかく野菜を食べればいい」

そんなイメージを持っていませんか?

確かに野菜には、ビタミンCや葉酸、βカロテンなど、さまざまな栄養素が含まれています。しかし、「ビタミン」という名前がついていても、すべて野菜から十分に摂れるわけではありません。

その代表がビタミンB12です。

野菜中心の食生活をしている人ほど、ぜひ知っておいてほしい栄養素です。


ビタミンB12は何をしている?


ビタミンB12は水溶性ビタミンの一つで、赤血球を正常につくる働きや、神経機能の維持、DNAの合成などに関わっています。

特に葉酸と協力して正常な赤血球をつくるため、B12が不足すると「巨赤芽球性貧血」と呼ばれる貧血を起こすことがあります。

さらに重要なのが、神経の健康にも関係していることです。

不足が進むと、手足のしびれや感覚の異常、筋力低下などの神経症状が現れることがあります。

単に「ビタミンの一種」というだけではなく、血液や神経を正常に保つために欠かせない栄養素なのです。


野菜にはB12がほとんど含まれていない


ビタミンB12の大きな特徴は、主に動物性食品から摂取する栄養素だということです。

代表的な食品には、

肉、魚、貝類、卵、乳製品などがあります。

一方、一般的な野菜や果物には、自然な形で信頼できる量のビタミンB12はほとんど含まれていません。

そのため、野菜をたっぷり食べていても、動物性食品をほとんど食べない食生活ではB12が不足する可能性があります。

ここでも、

「野菜をたくさん食べている=すべてのビタミンが足りている」

とは限らないことが分かります。


不足してもすぐには気づかない?


ビタミンB12で少し厄介なのが、体内、特に肝臓にある程度蓄えることができる点です。

そのため、摂取量が少なくなったからといって、すぐに欠乏症状が現れるとは限りません。

長期間にわたって不足が続き、数年経ってから問題が表面化する場合もあります。

特に完全菜食(ヴィーガン)の食生活を続ける場合には、B12を強化した食品やサプリメントなどから補うことが重要になります。

また、B12を食べていても、胃腸の状態や加齢、特定の薬剤などの影響によって吸収しにくくなる場合もあります。

つまり、栄養は**「食べたかどうか」だけでは判断できない**のです。


葉酸だけでは解決できない


野菜には「葉酸」が豊富に含まれるものがあります。

葉酸も赤血球の形成などに必要な重要なビタミンですが、B12と葉酸はそれぞれ別の役割を持っており、一方だけ摂ればよいわけではありません。

特に注意したいのは、B12が不足している状態で葉酸を多く摂ると、貧血が改善したように見えても、B12欠乏による神経障害が進行する可能性があることです。

だからこそ、特定の栄養素だけを大量に摂るのではなく、栄養素同士のつながりを見ることが大切なのです。


「ビタミン=野菜」から卒業しよう


野菜は健康的な食生活に欠かせない食品です。

しかし、私たちの身体が必要としている栄養素は野菜だけに存在するわけではありません。

肉や魚、卵などには、タンパク質だけでなくB12をはじめ、野菜とは異なる栄養素が含まれています。

大切なのは「野菜か肉か」と対立させることではなく、それぞれの食品が持っている特徴を理解して組み合わせること。

「健康のために何を減らすか」だけではなく、「身体に必要なものをきちんと満たせているか」

そんな視点から毎日の食事を見直してみましょう。


次回は、健康やダイエットのために避けられがちな「脂質」について考えます。「脂質=太る」というイメージは、本当に正しいのでしょうか?


八戸市のパーソナルジム、クアルトでは肉も野菜も大切と考えています。


----------------------------------------------------------------------

CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG