【第3回】その疲れ、「エネルギー不足」ではなく“栄養不足”かも
「しっかり食べているはずなのに、なぜか疲れる」
「朝から体が重い」
「午後になると集中力が続かない」
そんな経験はありませんか?
疲れていると、「エネルギーが足りないのかな?」と思って、ご飯やパン、甘いものを食べる人も多いでしょう。
しかし、食べ物からカロリーを摂っただけで、すぐに体が使えるエネルギーになるわけではありません。
そこには、さまざまな栄養素が関わっています。
体が使うエネルギー「ATP」
私たちの体は、食べた糖質や脂質などをそのままエネルギーとして使っているわけではありません。
体内でさまざまな代謝を行い、最終的にATP(アデノシン三リン酸)という形に変えて利用します。
ATPは、筋肉を動かす、心臓を動かす、体温を維持する、脳を働かせるなど、生命活動を支えるエネルギー源です。
車にたとえるなら、食べ物が「燃料」で、ATPが「実際にエンジンを動かすエネルギー」のようなものです。
食べただけではATPは作れない
ここで重要なのが、糖質や脂質だけではエネルギー代謝が完結しないことです。
食べ物からATPを作り出す過程では、ビタミンB群やマグネシウムなど、さまざまな栄養素が関わっています。
さらに、鉄は酸素の運搬などに重要な役割を持っています。
つまり、カロリーは十分に摂っていても、こうした栄養素が不足していれば、体のエネルギー代謝がうまく進まない場合があるのです。
これが、分子栄養学で「何kcal食べたか」だけではなく、そのカロリーを体内で利用するための栄養素が足りているかにも注目する理由の一つです。
甘いものが欲しくなるときこそ食生活を振り返る
疲れたとき、チョコレートやお菓子、甘い飲み物が欲しくなる人もいるでしょう。
糖質を摂れば血糖値が上がるため、一時的に元気になったように感じることがあります。
しかし、それを繰り返すだけでは、食生活そのものの改善にはつながりません。
疲れを感じたときこそ、
「最近、肉や魚、卵を食べているかな?」
「加工食品や麺、パンだけの食事が増えていないかな?」
と振り返ってみてください。
「カロリー」より一歩深く考えてみよう
食べ物は、単なるカロリーのかたまりではありません。
タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなど、体をつくり、代謝を支えるさまざまな栄養素が含まれています。
だからこそ食生活改善では、「どれくらい食べたか」だけでなく、「何を食べたか」を見ることが大切です。
「食べているのに疲れる」という人は、食事量を増やす前に、食事の中身を一度見直してみてもよいかもしれません。
次回は、現代の食生活で多くなりやすい「糖質」に注目します。
なぜ糖質中心の食生活では、食べているのにまた食べたくなるのでしょうか?
血糖値とインスリンの働きから考えていきます。
八戸市のパーソナルジム、クアルトではATPを大量生産できる食事をご提案しております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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