【第3回】野菜だけではもったいない!ビタミンの吸収を高める脂質の秘密
「健康のために、サラダにはドレッシングをかけない」
そんな食生活を送っていませんか?
確かに、油の摂りすぎには注意が必要です。しかし、脂質を極端に減らしてしまうと、せっかく食べた野菜の栄養素を十分に吸収できない場合があります。
実は、ビタミンの中には脂質と一緒に摂ることで吸収されやすくなるものがあるのです。
ビタミンには2つの種類がある
ビタミンは、大きく分けて「水溶性」と「脂溶性」の2種類があります。
水溶性ビタミンには、ビタミンB群やビタミンCなどがあり、水に溶けやすい性質を持っています。
一方、脂溶性ビタミンには、ビタミンA・D・E・Kの4種類があります。
これらは脂質に溶けやすく、食事に含まれる脂質とともに消化・吸収されるのが特徴です。
つまり、脂質は単なるエネルギー源ではなく、栄養素の吸収を助ける役割も担っているのです。
野菜と油は相性の良い組み合わせ
例えば、ニンジンやホウレン草に含まれるβカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。
βカロテンは脂溶性のため、適度な脂質と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。
おすすめの組み合わせは次のとおりです。
- ニンジン+オリーブオイル
- ホウレン草+卵
- ブロッコリー+アボカド
- カボチャ+バター
また、野菜を油で軽く炒めることも、脂溶性の栄養成分を吸収しやすくする工夫の一つです。
生野菜だけでなく、調理方法にも注目してみましょう。
脂質を極端に避ける必要はない
ダイエット中は、脂質をできるだけ減らそうとする方も少なくありません。
しかし、脂質は細胞膜やホルモンの材料となり、健康を維持するために欠かせない栄養素です。
さらに、ビタミンDは骨の健康に、ビタミンEは細胞を酸化から守る働きに、ビタミンKは血液凝固や骨の健康に関わっています。
これらを効率よく吸収するためにも、食事に適量の脂質を取り入れることが大切です。
ただし、油を大量に加える必要はありません。卵や魚など、食品にもともと含まれる脂質も役立ちます。
次回予告
次回は「カルシウムだけでは骨は守れない?」というテーマです。
丈夫な骨を作るために欠かせないビタミンD・K・マグネシウム。それぞれがどのように協力して働くのか、分子栄養学の視点から解説します。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは効果的な脂質の摂取をご指導しております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
NEW
-
04.Nov.2026
-
栄養は組み合わせで変...【第2回】鉄分を摂っているのに不足する?吸収を高める食べ...03.Nov.2026
-
栄養は組み合わせで変...【第1回】「組み合わせ」で変わる栄養の秘密 「健康のために...02.Nov.2026
-
痩せるカギはインスリ...【最終回】「脂肪をためる体から、使える体へ」今日から始め...01.Nov.2026
-
痩せるカギはインスリ...【第6回】「何を食べればいい?」インスリンを意識した食事...31.Oct.2026
-
痩せるカギはインスリ...【第5回】「糖質を減らすとなぜ脂肪を使いやすくなる?」ケ...30.Oct.2026
-
痩せるカギはインスリ...【第4回】「間食が多いと痩せにくい?」インスリンと食事回...29.Oct.2026
-
痩せるカギはインスリ...【第3回】「体脂肪を分解する酵素」リパーゼを知っています...28.Oct.2026