【第5回】 脳の老化を加速させる?「酸化」と「糖化」を知ろう
「体がサビる」「体が焦げる」という言葉を聞いたことはありませんか?
これは、それぞれ「酸化」と「糖化」を分かりやすく表現したものです。
実は、この二つの現象は、私たちの脳の健康とも深く関係しています。
今回は、認知症を考えるうえで知っておきたい酸化と糖化について、分子栄養学の視点から解説します。
体の「サビ」とは何か?
私たちは呼吸によって酸素を取り込み、細胞内のミトコンドリアでエネルギーを作っています。
その過程などで発生するのが「活性酸素」です。
活性酸素は免疫などにも必要ですが、過剰になると細胞の脂質やタンパク質、DNAなどを傷つけることがあります。
これを「酸化ストレス」と呼びます。
特に脳は多くの酸素を消費し、脂質も豊富なため、酸化による影響が注目されている臓器です。
体の「焦げ」とは何か?
もう一つが「糖化」です。
糖化とは、ブドウ糖などの糖がタンパク質や脂質と反応する現象です。
この反応が進むと、「AGEs(終末糖化産物)」と呼ばれる物質が作られます。
AGEsは加齢とともに体内に蓄積し、慢性的な高血糖によって生成が促進されることもあります。
さらに、AGEsは炎症や酸化ストレスに関係することが知られています。
つまり、糖化と酸化は、それぞれ独立した現象ではなく、互いに影響し合っているのです。
酸化と糖化は認知症にも関係する?
アルツハイマー病では、脳内の酸化ストレスやAGEsの蓄積などが研究されています。
これらは神経細胞の働きや炎症反応に関係する可能性があります。
ただし、酸化や糖化だけが認知症の原因というわけではありません。
また、抗酸化サプリメントなどを大量に摂れば認知症を予防できると証明されているわけでもありません。
大切なのは、特定の物質だけに注目するのではなく、体全体の代謝を整えることです。
糖質との付き合い方を見直そう
では、酸化や糖化を抑えるためには、どうすればよいのでしょうか?
まず意識したいのが、慢性的な高血糖を避けることです。
砂糖を多く含む飲み物やお菓子の摂り過ぎを見直し、タンパク質や野菜なども組み合わせた食事を心がけましょう。
糖質の摂取量を調整することも、血糖管理の選択肢の一つです。
脳の健康を考えることは、日々の食生活を見直すことにもつながります。
次回は、脳の働きを支えるタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルについて解説します。
八戸市のパーソナルジム、クアルトでは酸化も糖化もさせない食事をお勧めしております。
CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning
住所:青森県 八戸市 類家 1丁目1番5号 メルヴェイユM205
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