脂質のはなし 第4回

第4回 コレステロールは悪者?──本当は命を支える“ヒーロー”


コレステロール=悪?その常識を疑おう


「コレステロールが高いと危険」と聞くと、つい怖くなりますよね。 でも本当にそうでしょうか? 分子栄養学の視点から見ると、コレステロールは決して悪者ではなく、生命を守るために欠かせない物質です。 むしろ、極端に下がると免疫力の低下やホルモンバランスの乱れを引き起こすこともあるのです。


体のあらゆる働きを支える素材


コレステロールは、全身の細胞膜に存在し、細胞を安定させる“構造材”のような存在です。さらに、性ホルモン(エストロゲン・テストステロン)や副腎ホルモン(コルチゾール)、そしてビタミンDをつくる原料でもあります。つまり、気力や体温調整、ストレスへの耐性などにも深く関わっているのです。


「悪玉」「善玉」という誤解


一般的に「LDLコレステロール=悪玉」「HDLコレステロール=善玉」と言われますが、これは一面的な見方です。 LDLはコレステロールを細胞へ届ける“運搬役”、HDLは使い終わったコレステロールを回収する“回収係”。どちらも必要な存在で、バランスが大切です。炎症や酸化が起こらなければ、LDLが血管を詰まらせることはありません。



酸化が問題を引き起こす


本当の敵は「酸化したコレステロール」です。糖質の摂りすぎやストレス、喫煙、過剰なオメガ6脂肪酸が酸化を進め、血管内で炎症を起こします。 つまり、コレステロールを減らすよりも、「酸化を防ぐ生活」を意識することが重要。抗酸化栄養素(ビタミンE、C、ポリフェノールなど)を摂ることで、血管の若さを守ることができます。 “悪”と決めつけていたものが、実はあなたの体を守る味方かもしれません。


次回予告


第5回では、脂質とホルモン・脳の関係を詳しく解説します。心の安定や集中力にも脂質が関わっていることを知ると、油を見る目が変わります。


八戸市のパーソナルジム、クアルトではアブラに対する正しい知識をお伝えしています。


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CUARTO(クアルト)Total Body Conditioning

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